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民主主義の現在

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民主主義に関する資料や記事などを紹介します
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#影響工作

民主主義の現在 民主主義を知るための本

たまには時間を見つけて「民主主義」について考えてみてはいかがでしょう? それぞれの本はAma…

失敗しても成功? ヨーロッパの亀裂につけ込む中露

EU議会選挙を控えてヨーロッパ全域で中露の工作への警戒が強まっている。多くの国は深刻な国内…

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ロシアの影響工作をチェコ保安情報庁が暴いたのはEU議会選挙対策?

先だってチェコがロシアの影響工作を暴いたニュースが流れた。このnoteではこうした影響工作に…

トランプが始めたCIAの対中国影響工作の暴露

トランプが就任2年後に始めたCIAに、中国国内での反体制運動を激化させるための作戦を指示した…

中国のSpamouflageについてはニュースよりISDの記事がわかりやすかった

ここ数日、中国のSpamouflageについてのニュースをよく見かけるようになった。Metaの第3半期ご…

ハマスのサイバー能力に関するあれこれ

ハマスのサイバー能力に関するあれこれをメモしておこう。近いうちにまとめます。 ●ざっくり…

米国務省GECの中国影響工作報告書は網羅的だが、「アメリカの古い地図」だった

アメリカ国務省グローバル・エンゲージメント・センター(GEC)が2023年9月28日に公開した「HOW THE PEOPLE’S REPUBLIC OF CHINA SEEKS TO RESHAPE THE GLOBAL INFORMATION ENVIRONMENT」(https://www.state.gov/gec-special-report-how-the-peoples-republic-of-china-seeks-to-reshape-the-global-i

2011年から2022年の127件の影響力活動を調査したプリンストン大学Online Political In…

プリンストン大学が定期的に行っているデジタル影響工作に関する今年の結果をまだ書いていなか…

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PCIO国際会議の記録 関係者が見過ごしている影響工作の課題

PCIOとはカーネギー国際平和基金のPartnership for Countering Influence Operationsの略称。…

財務資料から見る中国の影響工作

大西洋評議会のデジタルフォレンジックリサーチラボ(DFRLab)が「財務資料から見る中国の影響…

ドイツのクーデター未遂事件が暗示する新しい日常

*新しい情報をこちらに掲載しました。  ドイツクーデター未遂事件続報 これから日常となる…

暴かれたアメリカのデジタル影響工作UNHEARD VOICE

アメリカ(政府か関係機関なんだろうと思うけど断定されていない)が展開していた中露イランを…

7人の専門家が執筆中! ネット世論操作定番本の状況

何度かnoteに書いたネット世論操作定番本は無事に企画も通り、7人のそれぞれの分野の専門家に…

情報的健康の本を読んでみた。今必要とされるテーマだと思ったが、少々違和感があった。

『デジタル空間とどう向き合うか 情報的健康の実現を目指して』(鳥海不二夫、山本龍彦、日経BP、2022年6月30日)を拝読した。敬愛する鳥海不二夫先生の本であり、とてもわかりやすく読みやすかった。でも、結局『情報的健康』がなにかについてはよくわからなかった。本書でも定義はこれからの課題と書かれているので、わからなくてもよいのかもしれない。 偽情報、誤情報があふれるようになった現状を分析し、対策を提案するという本なので、先日読んだ『デマの影響力』と同じテーマだ。『デマの影響力』