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民主主義の現在

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民主主義に関する資料や記事などを紹介します
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2023年1月の記事一覧

7人の専門家が集った新しいデジタル影響工作の本

関係各分野の専門家が集った『ネット世論操作とデジタル影響工作』(原書房、2023年3月14日)…

日本のパブリック・ディプロマシーについて学べる本

『なぜ日本の「正しさ」は世界に伝わらないのか 日中韓 熾烈なイメージ戦』(桒原響子、ウェッ…

霞ヶ関デジタル敗戦の記録

『膨張GAFAとの闘い-デジタル敗戦 霞が関は何をしたのか』(若江雅子、中公新書ラクレ、2021年…

注目の3人=小泉悠、桒原響子、小宮山功一朗の『偽情報戦争』を読んだ

『偽情報戦争 あなたの頭の中で起こる戦い』(ウェッジ、2023年1月19日)は、中国やロシア、…

『1964年東京ブラックホール』半世紀前となにも変わっていない日本

『1964年東京ブラックホール』(貴志謙介、NHK出版2020年6月27日)を読んだ。1964年とは東京オ…

財務資料から見る中国の影響工作

大西洋評議会のデジタルフォレンジックリサーチラボ(DFRLab)が「財務資料から見る中国の影響…

AI支援影響工作の脅威はすでに現実だったという資料と記事の紹介

先日、国際政治学者イアン・ブレマーと斯界の権威サミュエル・ウーリーのふたりが、それぞれ独自にAI支援のデジタル影響工作が本格化すると指摘していた記事を掲載した。 今回はふたりの指摘の背景となったいくつかの資料や記事をご紹介したい。 多くの人は「早い」と感じたかもしれないが、実際は逆に「遅かった」のだ。ディープフェイクに関しては2020年の選挙や2022年のアメリカ中間選挙で混乱を起こす可能性が指摘されていたし、2019年の時点でロシアが2016年の大統領選で行ったことと同じこ

過去の記事の見直し 中国、台湾、非国家アクター

書きっぱなしというのもなんなので、いくつか気になっている過去の記事について現在の状況と照…

メモ ブラジル連邦議会を暴徒が占拠 1月3日からSNSで動き

2023年1月8日に暴徒がブラジルの連邦議会や最高裁、大統領府に押し寄せて、一時建物に侵入する…

次のステージに入るデジタル影響工作 ユーラシア・グループとサミュエル・ウーリーの…

政治学者イアン・ブレマーが率いる国際的なコンサルティング・ファームであるユーラシア・グル…