情報的健康の本を読んでみた。今必要とされるテーマだと思ったが、少々違和感があった。
『デジタル空間とどう向き合うか 情報的健康の実現を目指して』(鳥海不二夫、山本龍彦、日経BP、2022年6月30日)を拝読した。敬愛する鳥海不二夫先生の本であり、とてもわかりやすく読みやすかった。でも、結局『情報的健康』がなにかについてはよくわからなかった。本書でも定義はこれからの課題と書かれているので、わからなくてもよいのかもしれない。
偽情報、誤情報があふれるようになった現状を分析し、対策を提案するという本なので、先日読んだ『デマの影響力』と同じテーマだ。『デマの影響力』