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余談ですが……

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日常的なものごとです
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記事一覧

『日本の未来、本当に大丈夫なんですか会議』を読んで、わかったような気になった

『日本の未来、本当に大丈夫なんですか会議』(西田亮介、安田洋祐、日本実業出版社、2024年6…

新領域安全保障研究所について

2024年5月に、認知戦、デジタル影響工作、経済安保などの研究ハブ、株式会社新領域安全保障研…

学術誌の悪辣な商法の告発 利益率40%の版元も

ネイチャーやサイエンスという科学誌の名前を知っていても、そのビジネスの内容を知らない人は…

各種リンク先

INODS UNVEIL https://inods.co.jp 公式サイト https://ichida-kazuki.com ブログ https://no

ニュースの偏向の方がひどくても誤・偽情報の脅威の方が大きいと感じる、という国際調…

ハーバード大学ケネディスクールのMisinformation Reviewに2024年5月14日に掲載されたアムステ…

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専門家ほど自説に固執して結果を認めない傾向があるという実験結果

2023年11月22日に公開されたケンブリッジ大学 Journal of Experimental Political Science (JE…

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『サイバースペースの地政学』はサイバー空間を腑分けした解体新書

軍事とロシアの専門家である小泉悠とサイバーセキュリティの専門家の小宮山功一朗による『サイバースペースの地政学』(ハヤカワ新書、2024年6月19日)を拝読した。 本書は、データセンターや海底ケーブルについての地政学的な視点で紹介、分析した本である。海底ケーブルを地政学的に解釈した本としては、以前紹介した『デジタルシルクロード 情報通信の地政学』(持永大、日本経済新聞出版、2022年1月8日)がある。記憶違いでなければ、持永と小宮山は同じ土屋( https://k-ris.ke

日本のサイバー防衛能力の低さを指摘するDipolomatの記事

自虐的な関係者がいることもあって日本のサイバー能力の低さは以前からよく話題になってきた。…

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「戦略研究34 認知領域をめぐる戦略」を読んだ。認知戦に関しての概念、定義および事…

戦略研究学会の「戦略研究34 認知領域をめぐる戦略」を読んだ。認知戦などの研究をリードする…

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バチカンの異端審問所が奇蹟の認定を開始 神のファクトチェック?

ローマカトリック教会の総本山バチカンの教理省(Dicastery for the Doctrine of the Faith、…

気になった論文や記事2024年4月26日

4月20日から4月26日の間で気になった論文や記事を簡単に紹介。なお、私が先週気づいたというこ…

デジタル影響工作ゲームが紹介されていた 真偽判定、なりきりBBCレポーター、世論操…

ゲームで学ぶデジタル影響工作というわけで、「Educational Games」( https://conflictmisinf

気になった論文や記事2024年4月19日

気になった論文や記事2024年4月19日資料 4月13日から4月19日の間で気になった論文や記事を簡…

気になった論文や記事2024年4月12日

4月6日から4月12日の間で気になった論文や記事を簡単に紹介。なお、私が先週気づいたということであって、先週公開されたとは限りません。 ●ボルチモアの橋の事故をきっかけに人種差別、移民への偽情報が増加、DEI排除の動きDEI(Diversity, Equity & Inclusion、人種差別などを排し、多様性、公平性、包括性を求める動き)が広がっているが、DEIはまた人種差別や反移民を訴える極右など過激派のターゲットになっていることをボルチモア・バナー誌がレポートしている