【もしも】②新入社員研修で講義することになったら…?
『もしもシリーズ』2回目
※『もしもシリーズ』とは?
→『もしも』から始まる質問に直感で簡潔に答え、その理由や答えから派生して考えたことなどを掘り下げることにより、自分を表すキーワードを見つけようという試みである
早速ですが、始めたいと思います!
前提:あなたは正社員として会社勤めをしているとします。そろそろ新入社員が入ってくる頃。
そこで上司からこんな依頼をされました。
「○○君(○○さん)、君は優秀で部下にも慕われているな。そこでだ、君が仕事をする上で大事にしていることについて、是非とも新入社員に研修で話をしてやってくれないか?」と言われました。
Q.『もしも』新入社員研修で講義することになったら、あなたは何について話し、どんなメッセージを送りますか?
A.時間の使い方について話し、一年目にしかできないことがあるから、恐れずにチャレンジしてほしいとメッセージを送りたい。
実はこれは私が実際にやったこと。
(優秀だから…なんて下りはなかったけど笑)
その会社では必ず新入社員研修で2、3人の先輩の話を聞く時間が用意されていた。
ちなみにその先輩達は社会人一年目を経たばかりの2年目社員。
要は、一年目を過ごしてきて感じたリアルな声を、年が近い人達からフレッシュな内に伝えようということらしい。2年目社員側からしても、後輩ができる意識ができ、これからの生活新入社員に恥じない過ごし方をしなければ…という気持ちになる良い機会だった。
私が一年目を過ごして感じたのは、
・一年目だからと許されることがある
・時間が足りない
・こう過ごせばよかった…が多い
・無駄なことは何もない
私のモットーは『時は金なり/Time is money.』
だからもともと時間を無駄にしたくないタイプ。
しかし、一年目で右も左もわからない時はどうしても手探りになるし、程度がわからず怖かったり、手を出すのを躊躇われたりする。
しかし、それは大変にもったいないこと。
一年目はミスをしてもよほどな大惨事でない限り、許してもらえると思う(期待もされていないから)。
それに、一年目でいろんなことができてしまう人は、疎まれることも多い…。
ミスをするなら一年目。何がダメで何はいいのか、会社を知るのも一年目。
2年目からは全く別の世界に入る感覚。
私は自身の一年目を必死にやってきたつもりだが、それでも、遠慮があったり、怖いと感じることがあって、手を出せていない部分があった。
それ故、あの時あれをやっていればよかった、あの時からこれをやっていたらよかったと思うことが多くあった。
だからこそ一年目の社員研修では、私のとある1日を示して、想像してもらい、一年目は許されるからドンドン、ミスを恐れずチャレンジしよう。それがうまく出来なくても、チャレンジしたことに意義がある。知っていることとやったことがあるは全くの別物だから。やったことは結果がどうであれ必ずのちに活きてくるから。と伝えることにした。
私の講義の始まりはこうだった。
皆さん研修お疲れ様です。入社から新しい環境でたくさんの方のお話を聞いて、さぞお疲れのことだと思います。
私のこの時間は「時間の使い方」について話しますが、自分には必要ないと思った方は、寝ていただいて構いません。
それも「時間の使い方」として立派な選択の一つだと思います。
しかし、私もなるべく皆さんのお力になれるようにとたくさん考えて、資料も用意してきました。リラックスしながらで構いませんので、お聞きいただいて、何か一つでも皆さんのお役に立てたら幸いです。…以下省略。
なかなか寝ていいなんて言わないですよね笑
これは当日、パッと思いついて言ったことなんです。
だって、必死に時間を割いて用意して練習もしてきたんです。私だって本当ならちゃんと聞いて欲しい。でも、そんなに私が偉いわけでもない。話の内容が立派なわけでもない。
それに、既に目を瞑って舟を漕いでいる子がいたんです。これはもう寝るなって笑
でも、その子は私の話を聞いてくれなくてもいいけれど、隣前後の子が私の話を聞きたいのに、その子の様子や怒られやしないかとヒヤヒヤして集中できなくなるのは避けたかった。
だから、寝ている子は気にしなくていいよというメッセージを込めてさっきのように話始めました。
舟を漕いでいるその子は案の定寝ていましたが、なかなかの荒れた海を航行中らしく、派手に舟を漕いでいたので、やっぱり前置きしておいて良かったなと思いました笑
他の子はリラックスという言葉の通り、普段そうしているんだろうなという座り方で、最後まで聞いてくれました。
もう相当昔の話だし、知る由はないのだけれど、当時の彼らに何か役に立てたのかな?と気になったりもしました。
そんな若かりし頃のお話です。
《まとめ》
『もしも』新入社員研修で講義をするなら、私は、時間の使い方をテーマに話し、一年目はミスを恐れずチャレンジしてほしいとメッセージを伝える。
《キーワード》
新入社員研修、講義、大事にしていること、モットー、時間の使い方、チャレンジ、ミスを恐れず、一年目だから許されることがある、知っていることとやったことがあるは全くの別物
あなたなら『もしも』新入社員研修で講義することになったら、何について話し、どんなメッセージを送りますか?
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