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【日記】好きなものに埋もれてみる

平日は、家と仕事場の往復のみ。
その間に位置する保育園とスーパーへは行くが、移動手段は自転車。移動する時間帯の自転車置き場はいつも満杯。
最寄りの駅はあまり栄えていないため、カフェやコンビニ、スーパー、ドラッグストアはあるが、本屋はなく、雑貨店は100円ショップのみ。

そして私自身も、なぜか常に急いでいて、時間的にも精神的にも余裕がない。

私はこのような場所・状況で生活しているので、平日は買い物に行ったとしても、食品や日用品の買い物のみで、土日になると車で大型のショッピングモールへ行くことが多い。
今はネット通販も多いので、そちらも利用しているが、私は古いタイプの人間。どうしても品物をこの目で見て、可能なら手にとって確認してから買いたいのだ。

私は文具が大好きで、見ているだけでも幸せなのだが、残念ながら先に書いたように、近くには最低限の文具しか置いておらず、品もほとんど入れ替わらないのであまり楽しめない…。

故に、土日に大型ショッピングモールへ行けた際は、少しの間、単独行動をさせてもらい、雑貨店・本屋をチェックするのが常となってきている。

私は学生時代から、毎日ではなくとも、週に何度かはこのような時間を必ず確保してきた。気になったものがあれば買うのだが、ウィンドウショッピングになることも多い。
しかし、それでも私の文具欲は充分に満たされる。
※お店の方には申し訳ないが、何回かに一度は買い物をするので許していただきたい…

好きなものに囲まれた空間というのは、何とも良いものだなぁと感じる瞬間だ。
とても心が穏やかになる。

そして、その好きな空間の中にいた気になった文具を買って持ち帰り、自分時間で使うと、その店舗から幸せを分けてもらったような気持ちになる。
そうやって私の文具たちは増えていき、収納スペースの一部分にたっぷり入っている。

しかし買って揃えることも好きだが、それが一番の目的ではない。理想は、誰にも邪魔されない自分だけのスペースにmyデスクを持ち、お気に入りの文具を並べ、それらの文具に囲まれてその文具を使うことだ。
家のスペース的にまだ自分だけのデスクすらも難しい状況だが…いつかは叶えたいと思っている。

好きなものに囲まれた、好きなものしかない、居心地の良い空間。
それはきっと心のオアシスであり、絶対の安全地帯だろう。RPGのゲームで言えば、体力が回復でき、情報もセーブ出来る宿などのセーブポイントのようなモノだろうか?

日々起こる、ツラいことや苦しいことは些細なものかもしれないけれど、蓄積すれば体に毒。
家の中にそういうモノから逃れられる安全地帯が作れると良いと思う。
そして、それは一つでなくても良いハズだ。
私のようにmyデスクでも良いし、自分の部屋、ベッド、お風呂、トイレでも。

一人であるより気の許せる友人と複数でいる方がいい人にとっては、その人達と遊んだり食事したりする時間や場所が安全地帯になるだろう。

あなたにとって、今現在、安全地帯はいくつあるだろうか?
ストレスフルなこの時代、これをすれば元気になれる、ここにいれば心が休めるという安全地帯をいくつか確保し、安全地帯だとしっかり認識した上で意識的に活用出来たら、心の切り替えがしやすくなるのではないかと思う。

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