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早川諒「4000名を成功に導き、人生を変えた最強のひと言」

・本書は、最終学歴が中卒で、10代は音楽活動に打ち込むも挫折→20代で上場企業に入社し、トップレベルの営業成績をおさめたのちにマネージャーとして全国1位の業績を出し、27歳で同社の子会社社長に就任→30代で独立起業し、英語力ゼロ・海外経験ゼロでセブ島に移住し、セブ島で「0円留学」という斬新な留学プランを提供する英語学校を創立し、4000名以上の卒業生を輩出する著者が、"たったひと言"で人の心を動かし、自分の人生を動かす方法について紹介した1冊。

・著者は、起業当初から、「セブ島で0円留学を経営している早川です!」という自己紹介をしている。
・この自己紹介(ひと言)だけで、多くの人に覚えてもらえて、その後の人間関係につながり、直接的な仕事に発展していった。
・なぜ、たかが自己紹介にそんな力があるかというと、「覚えやすさ」と「希少価値」という2つのポイントが、忘れられない人で、しかもそんな人なかなか出逢ったことがない!ということにつながり、たったひと言の自己紹介でも、相手の心に残り魅力が伝わる秘訣となるのだ。
・この2つのポイント(覚えやすさ・希少価値)を押さえた自己紹介で、著者は「セブ島の人」「0円留学の人」として認知されるようになり、数々の仕事や講演オファーをいただくようになった。
※著者のような覚えやすく、希少性のある自己紹介は、誰にでもできるものであるが、そのやり方については、本書をお読みください。

・プレゼンテーションや、大勢の人を前にしたスピーチの結果は、"空気感"で決まり、成功か失敗かは、この空気感によって驚くほど分かれるのだ。
・話を聞いて下さる方々の満足度が高く、自分も気持ちよく話ができる空気感をつくるための代表的な3つのテクニックのうちのひとつに「声を出してもらう」がある。
・これは、手っ取り早いものとして、「最初の挨拶」がある。まず「こんにちは!」と挨拶をして、聞いている人に「こんにちは!」と声を出してしっかり返事を返してもらうこと。これだけで空気創りのツカミはOKである。
・「きちんと挨拶をしてレスポンスを返してもらう」ことをやらないまま話をはじめると、せっかくの空気創りのチャンスを逃してしまうのだ。
・ただし、これを活用してしっかりと挨拶が返ってくる保証はなく、こちらが元気よく挨拶をしても会場はシーンと静まり返る可能性もある。
※そんな時のためのある裏技が紹介されているが、詳細は本書をお読みください。また、その他の2つについてもぜひご確認いただけたらと思います。

・本書は、「『自己紹介』自分の魅力を最大限に表現するひと言」「『プレゼンテーション』聴く人を強く惹きつけるひと言」「『人間関係』信頼を築き上げるひと言」「『セールス』売れるひと言」「『モチベーション』不変のやる気を生み出すひと言」という章で構成されており、自己紹介、プレゼンテーション、人間関係など、どんな場面でも著者が提案する"たったひと言"で好転する方法が具体的な事例を通じて紹介された内容となっている。

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