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天野裕之 「SNS動画マーケティング」実践動画

・本書は、「売れるをつくる仕掛け人」として、SNSマーケティング会社を経営し、価値を高めて安く売らない「高価値マーケティング」で、270以上の個人事業主や企業の年商1,200万円〜1,8億円増加を実現する著者が、「SNSの掛け合わせ」、「コミュニティづくり」「高単価商品の売り方」など「動画マーケティングにまつわるあらゆるノウハウ」を解説した1冊。

・まずは、動画で「個人」を認知してもらうことが大切。会社や屋号を認知してもらうよりも先に、社長や事業主自身が、「個人」を周知し、興味をもってもらって信頼を得ること。その後、会社やビジネスについて知ってもらうほうが、労力が少なくて済むのだ。
・著者は、個人の認知や興味、信頼獲得のために発信を続けているが、その流れに最適なのが、「動画」であると著者は語る。その役割を大きく分けると、
①ショート動画=認知、接触頻度、興味関心
②ロング動画=信頼獲得
③ライブ配信=ファンづくり
の3つになる。
・①のショート動画(TikTokやInstagramのリールなど)は、30秒〜1分程度のショート動画を継続して投稿していくことで、自分を知ってもらえ、接触頻度が上がり、興味や関心をもってもらえるようになる。
・②ロング動画は、長時間(20分や30分など)視聴してもらえるので、自分の思考や行動、ビジネスなどについて、深く知ってもらうことで、信頼を獲得することができる。
※③のライブ配信の詳細は本書をご覧ください。

・SNSの本来の使い方はコミュニケーションツールである。活用する目的とズレたアカウント運営を行ってしまうと、それを見たユーザーが誤った印象を受け取り、本来の活用目的とは違った印象を与えてしまうというデメリットがある。
・活用目的の例として、
□何よりも知名度を上げて有名になりたい
□自身のビジネスの集客、売上UPに繋げたい
□フォロワーを増やして企業案件で稼ぎたい
などが取り上げられている。
・SNSを活用する目的は様々だが、目的を定めずにSNSを活用すると、誰に向けて何を発信するのかがボヤけてしまい、誰の心にもとどまらない投稿を繰り返してしまう。そして、そのイメージが拡散される。
・「一生懸命投稿しているのにユーザーからの反応が得られない」という悩みは、アカウント設計や投稿内容が定まっていないことが原因である。なので、あなたが掲げるSNS活用の目的に沿ってアカウントを運営すること。

・人を引き付ける効果が高いのは「動きのある動画」である。動きのない動画に比べて「見応え」があり、人を引き付ける魅力につながる。
(料理や旅行、動物などを撮影する場合、自然に動きのある動画になる)
・視聴者を引き付けるアクションは、続きを見てもらう、または続きを見たいと思ってもらうために重要な役割を果たす。動きのない動画よりも、動きのある動画は人の目を引き付けるのだ。
・ただし、むやみやたらに体を動かせばいいというわけではない。テーマや内容にそう身体の動きを取り入れる必要がある。動画の内容とのバランスを考えながら、パフォーマンス要素を取り入れる工夫を行うこと。
※「視覚のトリックで引き付ける」など、効果が高い身振り手振りの方法については、本書をご覧ください。
・本書では、「著者が実践する"動画"を集客、売上UPに使う方法」「伝わりやすい"動画配信"【動画共通編・YouTubeなどロング動画編・ショート動画】」その場で売れる"動画による生配信「ライブコマース」!!」「「SNSの掛け合わせ」と"動画活用"で売上UP!」「LINE公式アカウント×動画活用法」など合計11章で構成されており、SNSと掛け合わせて動画を効果的に活用するノウハウが収録された内容となっている。

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