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本田晃一「なぜか好かれちゃう人の小さな習慣 「また会いたい」と思われる44のコツ」

・本書は、ネットマーケティングのパイオニアと呼ばれ、ブログや公式ホームページ等を通して情報の発信を開始している著者が、「まったく無理しなくていい心地よい人間関係」で満たしていく方法について紹介した1冊。

・人の悩みの中で一番多いのは「人間関係」。これまでは、「周りの人とうまくやらなくては!」というのが刷り込まれていたが、現代を生きる私たちは「だれと仲良くするかを選べる」という自由を手にしている。
・つまり、基本的に「自分の嫌いな人」とは付き合わなくてもいい。「自分の好きな人」「自分を好いてくれる人、尊重してくれている人」と「だけ」付き合っていいのだ。
・このように割り切れると、いちばん多くて深いとされる人間関係の悩みもかなりラクに捉えられるようになるんじゃないかと著者は思っている。
・つまり、本書は「みんなに好かれなくたっていい」というのが大前提なのだ。

また会いたいと思われるコツ(一部)

1 すべて出発点は、相手に対する興味
・人間関係は、相手に興味を知り、自分に知ってもらうことで成立していくもの。相手に興味が湧くと、相手がやっていること、言っていることに対する好奇心も自然と湧いてくる。「それってなんですか?」「どういうことですか?」という具合に話が深まっていくのだ。
・相手に興味・好奇心を抱き、それを惜しげもなく示すことで、「なぜか好かれちゃう」の扉は大きく開かれる。示し方のコツはあるが、すべての根本、出発点は「興味」なのだ。

2 「どうしたら好かれるのですか?」よりも「どうしたら好きになれるか?」
・「好かれる」ためにいちばんいいのは、たぶん「好かれようとしない」こと。つまり、「好かれたい」気持ちを手放す、ということなのだ。
・そもそも人に好かれようとして立ち回るのは、けっこうしんどいし、「好かれよう」と思って言ったりやったりすることほどら実はあまり相手の心にヒットしない。なぜかというと「好かれよう」という思いは、言葉や行動から透けて見えるものだからだ。

・「好かれる」よりも、「好きになる」のほうが簡単。つまり、「どうしたら好かれるか?」と考えるよりも、「どうしたら好きになれるか?」と考えるほうが簡単なのだ。その際、なにかしら「好きになれるポイント」を探すことが大事なのだ。
・「なぜか好かれちゃう」は「まず自分が相手を好きになる」の結果といえるのだ。

3 自分の下心を否定しない
・著者は下心を悪いものだとは思っていない。
・下心を否定しないこと。むしろそれを自分で認めら開き直ってしまったほうが、結局は好かれることにつながる。下心に自分でオッケーを出せていると、なんのブレーキもなく素直に相手の話に耳を傾けることができる。下心を叶えたいわけだから、おのずと情熱も高まり、熱心に相手の話を聞くことができる。そういう姿勢は相手にも好ましく映るのだ。
・最初のギラギラした下心が、話をしていくうちに感動してキラキラに変わっていく。自分の下心にオッケーを出すことで、より素直に感動できるようになる。それが「好かれる」につながっていくのだ。

・本書では、「「なぜか好かれちゃう人」の共通点」というプロローグから始まり、「なぜか好かれちゃう人は「初対面・会話・人付き合い・困ったとき・日常生活・」でこうする!」という章で構成されており、「どんな相手とも会話が続く「そもそも堀り」」「別れ際には「感動ポイント」を伝える」「自分の本心と仲よしになる」「リアクションは出し惜しみしない」「人に喜ばれる紹介術」「謝るときはスピードが命」「自分のネガティブ性を否定しない」「自分の機嫌をとるヒント」など相手に「また会いたい」と思われるコツ44が収録された内容となっている。

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