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藤あや「ファンは少ないほうが稼げます」

・本書は、ライフコンサルタントでこれまでに300名以上のビジネス構築のサポートを手がけた著者が、「コアなファン」とつながり、長く愛されるビジネスをゼロから構築する方法を紹介した1冊。

・フォロワー50万人以上いても意味がなく、大ヒットにはならないなど、ビジネスの成功とフォロワーの数は比例しない。それどころか「ファンは少ないほうが実は稼げる」。ビジネスの成功の鍵となるのは、高額な商品でも買ってくれる「コアなファン」をつくっていくこと。そして、「コアなファン」をつくっていくには、あらかじめ発信の対象を絞り込むこと。つまり「自分の伝えたいことが、伝えたい人だけに届く」ようにする「フォロワーをむやみに増やそうとしない」ことが大切である。=フォロワーが何万人、何十万人といなくても、知名度などまったくなくても、自分の知識やスキルをビジネスに生かして稼いでいくことは十分可能。

・SNSのフォローや「いいね!」はアカウントを育てるためにある。アカウントを育てる=将来のお客様候補に自己紹介をするようなもの。無差別にフォロワーを増やすのではなく、狙った層で認知度が高まるように、戦略的にフォローや「いいね!」をすることが、ビジネス成功の最初の足がかりとなる。

・リアクションの数と売上はまったく比例しない。しっかりコンテンツが磨かれていて、狙った層に届くようにしていれば、フォロワーは少なくてもコアなファンは必ずできる。そしてコアなファンならば、コメントや「いいね!」などしなくても商品は買ってくれる。

・コアなファンがいれば年収1000万円も夢じゃない。高額商品の場合、お客様は自然と一定数に絞られる。なので、1人ひとりに向けて、しっかり時間を割くことができる。要するに、より少ない人たちに対して、より質の高い内容を届けるということ。こうして顧客満足度が高くなれば、そのうち何人かはリピーターになってくれるだろう。また、その人たちが評判を広げてくれることで、新規のお客様にも発信が届きやすくなる。

・独立する前の著者はあるオフィスの営業で、多くのお客様と良好な関係を築き、売上は毎年1億円にも上った。日々の言動によって、お客様から支持され、愛され、応援される人ほど、がんばって売ろうとしなくえも、売上は自然に伸びていくもの。売上=「お客様からの支持」であり、「お客様から愛された結果」であると著者は考えている。

・ビジネスの鉄則は「求める前に差し上げる」こと。
①売るより先に差し上げる
②お客様を知り抜く
③商品はお客様へのプレゼント
がお客様から支持、愛情、応援を集められるポイントである。

・本書では、先に紹介した「ファンが少ないほうが稼げる理由」の他にも、「長く愛されるオンリーワンビジネスのつくりかた」『「あなたから買いたい!」と言われるようになるためにはどうすればよいか」「コアなファンができる発信力の磨き方」「お金がどんどん入ってくる仕組みのつくりかた」などが紹介されている。

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