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宮本達裕「ゼロからわかるせどり新規事業の強化書」

・本書は、Amazonを使ったEC販売や中古スマホのEC販売及び卸販売、個人事業主累計100名へのEC事業導入サポートを経て、現在は法人22社25事業部のEC事業構築のサポートに携わる企業せどりのプロの著者が、パートさん1人でも立ち上げられる企業せどりのノウハウについて解説した1冊。

・ECとは、「Electronic Commerce」の略で、日本語にすると、「電子商取引」という意味であり、インターネット経由で契約や決済をして、物やサービスを提供する事業のことを、EC事業、またはeコマースと呼ぶ。
・EC事業の実態は多岐に渡り、物販販売だけでなく、旅行や飲食店の予約・保険の契約・コンサートや演劇のチケット販売なもさまざまな形態があり、いまでは企業同士の取引(BtoB)専門のEC事業を行っている企業も存在している。
・せどりは元々、会社員が副業でできるほど、シンプルなしくみである。しかし、個人の場合、月10万円分の仕入れはかなりハードルが高いのに対し、企業ならば、月100万円単位を投入することも可能である。100万円、200万円分の仕入れがすべて売れると、300〜400万円の売上につながるのだ。
・「資金力」があると、一気に売上を伸ばすことができるため、せどりと企業は、とても相性がいいのだ。
※「企業がAmazon ECに取り組むとどうなるのか?」という点についても解説しているが、詳細は本書をお読みください。

・企業せどりのメリットを本書では3つ紹介されている。
・メリットのひとつ目は、「本業以外の新たな収益事業部を、最短でつくれる」という点である。
・通常、まったくの新規事業を黒字化するまでには1〜3年かかると言われている。
・それがAmazon ECであれば、前述のような手間はほぼ不要となり、最短2ヶ月目で黒字化、初年度から年商1000〜3000万円の事業部をつくることが可能である。
・本書の「はじめに」では、パートさんひとりで500万円を売り上げた事例が紹介されており、それまでにかかった時間は、わずか4ヶ月だったとのこと。
※その詳細はならびに、残り2つのメリット…少ないコストで売上を上げられる・固定費を最小限に抑えることができるなど)については、本書をお読みください。

・本書は、「企業がせどりに取り組むとどうなる!?」「最速で企業せどりの売上を上げるスケジュールとは?」「詳しく知りたい!企業せどりのQ&A」「企業せどりを導入した企業を参考にしよう!」「失敗から学ぼう!企業せどりの注意点とは?」という章で構成されており、
◇企業せどりを始める際のおすすめの方法とは?
◇EC事業で扱うおすすめの3K商品とは?
◇絶対に扱わないほうがいい商品とは?
◇値づけのポイントとは?
◇企業せどりの失敗例5選
など、EC販売(企業せどり)のノウハウを企業の事例と共に合わせて紹介した内容となっている。

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