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油井秀允「人の話は聞くな。」

・本書は、「人の話を聞かない」鑑定が話題の、年2億円稼ぐ人気占い師である著者が、過去の常識や価値観をぶち壊す新時代の話し方である「『人の話を聞かない』話し方」について解説した1冊。

・「話をしっかり聞く人がうまくいく」というのは大ウソ。人生80年を時間に換算すると約70万時間。さらに、ここから一日6時間の睡眠を差し引くと、起きている時間は約52万5000時間と意外と短い。
・このように、生きている時間は、思っているよりずっと短いのに、「どうでもいい人のどうでも話」に付き合っていると、あっという間に人生が終わってしまう。
※重大な損失として「どうでもいい人の話を聞いていると、運勢が悪くなる」があるが、詳細は本書をお読みください。

・コミュニケーションとは、自分の意見を一方的にぶつけるものではなく、「お互いに思っていることを伝え合いながら、意見のすり合わせをしていく」のがコミュニケーションの基本である。
※例として、「友達だと思っていた人が、実は「ただの知り合いだった」という話が紹介されている。
・著者が1万3000人の相談者と向き合ってわかったことは、「いい人」=「どうでもいい人」であるということ。
・著者の相談者のほとんどが「いい人」であり、その人たちに対するアドバイスは「いい人になるのは、やめなさい」ということだけを伝えている。
※「いい人」の対応法についての詳細は、本書をお読みください。

・運がいい人の話し方には3つの共通点がある。1つ目は、なりたい自分、周りの状況にピッタリな自分になりきって話す「カメレオン話法」である。
・カメレオン話法のコツは、役割や状況によって「自分が心地よく過ごせるキャラクター」を設定すること。
・著者は、「人気占い師養成講座の先生」「占い師」「経営者」「父親」などあらゆる顔を持ち、それぞれのシチュエーションに応じて、意識的に話し方を変えている。
・このようにキャラクターを変えることで、自分の心にフワリと防御層をまとう感じになり、衝撃を吸収してくれるのだ。
・プレゼンの際、人前で堂々と話すことができるようになるために、スティーブ・ジョブズになりきる、女性とスムーズに話したい場合は木村拓哉さん、優等生ならドラえもんの出来杉君、など、「自分がなりたいイメージ」のキャラクターを頭の中に連れていくこと。そして、「その人ならどんなことを言うだろう」と想像しながら話すこと。
※「カメレオン話法」ならびに残り2つの運がいい人の共通点の詳細は本書をお読みください。

・本書では、「人の話を聞くと運が悪くなるわけ」「運がいい人の話し方 3つの共通点」「運のいい人はやっている!どうでもいい人をやり過ごす3つのテクニック」など、合計5章で構成されており、「『運のいい人』『運の悪い人』その差はココだ!」「美人なのに結婚できない人」「不倫から抜け出せない人」「高額当選者の意外な共通点」「金運が上がる人の口癖」「運のいい人がやっている4つの習慣」といった常識破りの会話術&開運法22が紹介された内容となっている。

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