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本間美香子「自分らしく生きる46のヒント」

・本書は、25年以上キャリア支援に携わり、「自律的にキャリアを拓く」をモットーに、過去の経験に基づく自身の強みに気づき、周囲と調和しながら人生を前向きに歩むための「自分力」磨きを伝えている著者が、「自分力」をテーマに、自分らしく生きるヒント46が収録された1冊。

・「自分力」とは、あなたが自分でないものになろうとしていることに気づかせ、自分の価値観にそった生き方に引き戻してくれる力である。
・「自分力」は、「自分で考えて行動する」ことで磨かれる。「自分で考えて行動する」ためには、自分が人生において何を大切に考えるかという価値観が明らかになっている必要がある。
・「自分力」が磨かれていると、自分の価値観、求めていることがハッキリと見えてくるのだ。
・「自分力」は、家庭も仕事もうまくいっているような順風満帆な時期よりも、「これ以上どうしていいかわからない、神様助けて」と思わず泣き叫んでしまいそうな絶望の淵で、呼び覚まされることが多い。
・年齢的には、社会に出たばかりの若い頃より、鏡に映った自分を「もう若くないのかも」と、ため息をついてみるようなミドル世代の入り口で、がせん威力を発揮するのだ。
※「自分力」の詳細については、本書をお読みください。

自分らしく生きる46のヒント(一部)
HINT1 転機のときに覚醒する
・人生は、安定してある時期と、変化を促される時期が繰り返しやってくる。これまでの平穏な日々が覆され、自分自身に変革を突きつけられる時期を「転機」という。
・転機は、人によっては、自分の役割、人間関係、考え方などを大きく変える出来事となる。
・ある学者によれば、すべての転機は「終わり」から始まっているそう。「終わり」は2つのタイプ(自分で決めて終わらせる場合・他者から命じられて「終わり」がくる場合)があるが、いずれも、転機を成長の機会にするためには、慣れ親しんだものとの別れをしっかり自覚し、悲しくて混乱している気持ちと折り合いをつけてからら次へ行くことが肝心である。
※「自分力」を覚醒させた40代男性の事例が紹介されているが、詳細は本書をお読みください。

・本書は、「『自分力』で人生の舵を自分で取る」「『自分力』を支える自分らしさ」「『自分力』を周囲との関係から考えてみる」「『自分力』で理想と現実のギャップを埋める」「『自分力』で人生の円熟に向かう」という章で構成されており、
HINT6 予期せぬ出来事を活用する
HINT13 失望を乗り越える
HINT18 黒歴史の中にある自分らしさ
HINT21 勤め先を辞めたいと思うとき
HINT31 夢の途中でくじけそうになったら
HINT41 人生を◯◯で捉える
など、他人に流されず、自分(私)らしく生きるために必要な46のヒントが収録されている。

本書を手に取った際、気になった項目から読むこともアリですが、まずは冒頭の「自分力」の概要をしっかりと読んでから、進むことをオススメします。

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