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坂元陽祐「まったく新しい「地方で起業して成功と自由を手に入れる」方法」

・本書は、橋梁(道路橋)の点検・調査・補修・補強設計をトータルで請け負う会社として四国のインフラ整備に貢献するほか、ドローンスクールにて、ドローンの飛行技術を教官として教えている著者が、全財産50万円から年商2億円を超えるまでに会社を成長させた地方での起業ノウハウについて解説した1冊。

・「地方には仕事がない」というのはウソである。地方で不足しているのは「人材」。仕事はあるのに働き手が足りないのだ。
・地方に移住する、地方で仕事をするということについて、ポジティブなイメージ、ネガティブなイメージの両方があるはず。それがどの程度実態に即しているのか、少しでもいいから調べること。
・経験者や関係者の話を聞くことができればベストだが、まずは検索してみるだけでも構わない。

・著者が起業できたのは、「月30万円の給料がもらえればいい」と思ったから。
・著者の仕事(橋梁点検)は、大きな会社にとっては採算のとれないサービス仕事で、他の業者がやってくれるならありがたい、という代物であり、ブルーオーシャンと呼ばれる以前に、小さすぎて海とも思われていなかった仕事である。
・著者が、この仕事に目をつけることができたのは、「自分の食いぶちだけ何とか稼げればいい」というところまでハードルを下げられたからだ。
・しかも、家賃をはじめとする生活コストが低い地方では、このハードルをさらに下げられる。
・このように、東京など大都市に暮らしていたら絶対に「ビジネス」として成り立たない仕事が、地方なら実現できてしまう。これが、地方起業の豊かさであり、自由さなのだ。
※岐阜で生まれ育った著者がなぜ高知で起業したのかについての詳細は、本書をお読みください。

・起業のためにまず最初にやるべきこととして、自分の強みを見つける前に、「協力者を見つける」ことを著者は提案している。
・著者は起業をするにあたり、著者の妻から起業することの許可をもらった。
・協力者を見つけるとすれば、まずは家族から。なかには家族が協力者になってくれない人もいるが、その場合、友人、職場の仲間といったあたりで協力者を見つけることを提案している。
・また、起業したあとには、「地元の経営者が集まる場」に積極的に参加して交流することがとても大事になる。それが助けてくれる人を増やすことになるからだ。
・自分が無理なく充実した人生を送っていきたい、そのための方法として起業を考えるという人であれば、何よりも大事なのは仲間を増やすこと。
・これから起業を考えている人は、ぜひとも最初から、仲間をつくる、仲間を増やすことの重要性に気づいてほしい。その第一歩が、まず、身近なところで味方をつくるということである。
※そこからその次にどのように行動していくかについては、本書をお読みください。

・本書は、「まったく新しい視点で地方起業する」「流れに身を任せて行きついた高知で起業」「まず、あなたの強みを発見しよう。地方で起業するには」「一人で起業するためのメソッドー事業計画書はいらない」「会社(チーム化)して、さらにパフォーマンスアップする」「今後の地方起業ビジネススタートアップの可能性」という章で構成されており、
◇地方起業で使える「タイムマシン」とは
◇著者がなぜ高知で起業したのか?
◇資金50万円からスタートした著者の成長記録
◇著者(社長)の日常
など、さまざまな業種で応用可能な地方起業の方法について紹介した内容となっている。

仕事や人生に悩む方はぜひご一読を!

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