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林忠之「ライフコーチング 自分を強く育てる習慣」

・本書は、日本のライフコーチの草分けとして、自信がない人の「わたしの幸せ」実現をサポートする著者が、「自分を知ること」をテーマに、ライフコーチングの概要、「自分とは何者か」について探す内容が収録された1冊。

・ライフコーチングとは、人生を真剣に生きたいクライアントの成長を支援するコーチとクライアントの総合力で織り成すパートナーシップである。
・人は誰でも、無意識の中にある「自分とは」という設定通りの生き方をしている。著者のクライアントのひとりに、自分で自分のことを「良い人」などと設定しているために、そんな自分を守ろうと、ほしくもないモノを購入したということには気づいていない。
・無意識の中にある「自分とは」という設定をしたのは、まぎれもなく自分自身なのだが、この設定が私たちを苦しめ、そして本当の自分を檻の中に閉じ込めている。
・ライフコーチングで自分らしい人生を取り戻すことは、檻の中に閉じ込めてしまっていた自分の叫び声を聞くことであり、本当の自分を檻から解放してあげる旅でもある。
◇自分が何を考えているのか
◇どんな気持ちなのか
◇何を大切にしたいのか
などの気持ちにむきあうなかで、無意識の設定に気づき、本当はどうしたいのかをキャッチし、そしてそれを実現してあげることが大切なのだ。
・著者は生活保護の家庭で育ったために、それがバレると「バカにされる人」という設定があった。その設定が、私生活や会社員時代に、多大な影響を与えた。その詳細と、コーチングに出合って自分と向き合いどのような変化が生じたのかについて紹介されているが、詳細は本書をお読みください。

・誰でも無意識のうちに「自分とは」という設定をして、その通りの生き方をしている。この設定が本来の自分とズレていればいるほど、生きづらさや息苦しさ、ストレスを感じるようになる。
・無意識の設定は、大きな決断や出来事によってだけつくられるわけでなく、ほんの些細な出来事、いっけん正しいと思える決断(本当は間違っている決断)などによってもつくられるので、よほど意識しないと、この設定はどんどん強化されることになる。
・たとえば、何かしらの理由があって「会社を休みたい」と思ったとしても、「休んだら迷惑をかける」などと考えて、結局、休むことなく仕事をしたという経験をした人はいると思う。
・休むことが難しい状況もあるが、「休まない」という選択を2度、3度繰り返すと、休む選択はなかなかできなくなり、「無理をすることは素晴らしい」といった設定がどんどん強化される。
・ここで大切なのは、「自分がそのとき何を感じているか」「本当はどう感じているか」に気がつくことである。
・「自分を知る」という旅は、「感じる」ところから始まる。この「感じる」というのは、自分自身の感情や感覚のことである。
※「感じる」とは具体的にどういったものであるか、感情や感覚を磨くトレーニングについても紹介しているが、詳細は本書をお読みください。

・本書は、「自分を知るためのストレッチ」「感情にフォーカスする」「自分と対話して確認する」「受け入れ、みとめ、あきらめる」「許可を出して叶えてあげる」という章で構成されており、
◇この本を読み進めるにあたって約束してほしい2つのこと
◇感情は〇〇〇
◇〇〇〇を放置しない
◇どんな感情にヒントがあるのか?
◇何が行動や選択に影響するのか?
◇自分と対話する10の質問
など、ムリする自分に別れを告げ、本当の強さを手に入れるための方法が紹介された内容となっている。

ありのままの自分を受け入れ、本当の「自分らしさ」を手に入れたい方はご一読ください。

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