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青髪のテツ「スーパーのカリスマバイヤー直伝! 旬で食べる! 野菜の12ヵ月」

・本書は、スーパーマーケットの青果部に10年以上勤務し、エリアマネージャーとして野菜や果物の仕入れ、販売を行っている知識と経験を活かし、60万人ものフォロワーを持つTwitterで、野菜の正しい保存方法やおいしい野菜の選び方について発信するほか、メディアサイトや書籍、雑誌連載の執筆もおこなう著者が、「季節野菜の魅力」について余すところなく紹介した1冊。

・どんな野菜にも、それぞれ本来の旬があり、旬の野菜は糖度が高い、ほかの時期と比べて味がいい、といった大きなメリットがある。
・また、旬の野菜は、お財布にもやさしい。旬の時期には、多くの地域で露地栽培(年間通して収穫できるビニールハウスではなく、畑で栽培すること)の野菜が収穫されるので、流通量が増えて、需要と供給のバランスが取れて、値段が下がりやすくなっている。

旬で食べる!野菜の12ヶ月(一部)

8月の野菜
①きゅうり〜体をクールダウン〜
・きゅうりは1年中スーパーで手に入るが、夏に旬を迎える。
・ギネスには、「最もローカロリーな果実」と書かれており、「カロリーが最も少ない」という意味である。
・成分は水分が95%と、お世辞にも栄養満点とはいえないが、カリウム、ビタミンK、ビタミンC、食物繊維を含むヘルシーな野菜である。
・きゅうりにはβ-カロテンが含まれており、この栄養素が、体外からのウィルスや細菌の侵入を防ぐことで免疫力をアップさせるといわれている。
※きゅうりの保存方法、著者オススメの食べ方の詳細は本書をお読みください。

②ゴーヤー〜肌を労るすぐれもの〜
・ゴーヤーは6月〜8月に旬を迎える野菜で、沖縄や宮崎で多く栽培されている。
・呼び方もニガウリ、レイシ、ツルレイシとさまざまである。
・ゴーヤーはレモンよりも豊富なビタミンCが含まれ、夏に傷めた肌を修復する効果が期待できる。
・一般的に野菜に含まれるビタミンCは熱に弱いとされているが、ゴーヤーは調理で熱してもビタミンCが壊れにくいのが特徴。
・ゴーヤーの食べ方として、著者は、「ゴーヤーチャンプルー」が定番であるが、「天ぷら」や「漬物」「肉詰め」などの調理法もあると語っている。
※ゴーヤーの苦味を少なくする方法についても紹介されているが、詳細は本書をお読みください。

・本書は、「春野菜(3月〜5月)〈ニラ・新じゃがいも・パイナップルなど〉」「夏野菜(6月〜8月)〈とうもろこし・インゲンマメ・ズッキーニなど〉」「秋野菜(9月〜11月)〈まいたけ・セロリ・レタスなど〉」「冬野菜(12月〜2月)〈ごほう・キャベツ・大根など〉」に分けて各時期の旬の野菜の特徴ならびに保存方法、食べ方など知っておいて損はない季節野菜の知識が紹介された内容となっている。
・また、季節ごとの行事(ひな祭り・七夕・十五夜)での食べ物にまつわるお話や、その季節のオススメレシピ(ちらし寿司ケーキ・夏野菜のゼリー寄せ)などの食の教養が収録されている。

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