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満天の星空を撮るためのカメラ設定📸

私の愛機 SONY α7C を参考に
星空を撮影する方法をまとめました。


1. 準備

#### 必要な機材
- **カメラ**: SONY α7C
- **レンズ**: 広角レンズ(例えば24mm f/1.4や20mm f/1.8などの明るいレンズ)
- **三脚**: 安定した撮影のために必要
- **リモートシャッターまたはセルフタイマー**: シャッターブレを防ぐため


### 2. 設定

#### カメラの設定
1. **モードダイヤル**: マニュアルモード (M) に設定
2. **ISO感度**: 1600から3200の範囲で開始(カメラのノイズ特性に応じて調整)
3. **絞り(F値)**: レンズの開放値(例えばf/1.4やf/2.8)
4. **シャッタースピード**: 15秒から30秒(露光時間はレンズの焦点距離と星の動きにより調整)
5. **ホワイトバランス**: オートでもいいですが、ナトリウムライトや蛍光灯などの人工光がある場合は「蛍光灯」など適切な設定にする
6. **フォーカスモード**: マニュアルフォーカス (MF) に設定
7. **手ブレ補正**:切る

#### フォーカスの設定
1. **ライブビュー**: 使用して星にピントを合わせる
2. **フォーカスピーキング**: 高に設定して、ピントが合っているか確認
3. **フォーカスリング**: 遠くの明るい星や惑星にピントを合わせる
🌌ピントが合う=点が1番小さく見えます


### 3. 撮影手順

1. **ロケーションの選定**: 街の明かりが少ない暗い場所を選びましょう。
2. **三脚の設置**: 三脚をしっかりと固定し、カメラをセットします。
3. **カメラの設定**: 上記の設定を行います。
4. **構図の決定**: 撮影したい星空や天体の位置を確認し、構図を決めます。
5. **ピント合わせ**: ライブビューで星にズームインし、ピントを合わせます。
6. **撮影**: リモートシャッターやセルフタイマーを使用してシャッターを切ります。

### 4. 撮影後の処理

1. **画像確認**: 撮影後、画像を確認し、必要に応じて設定を調整します。
2. **RAW現像**: RAWで撮影しておくと、後でホワイトバランスや露出の調整がしやすいです。
3. **編集ソフト**: Adobe LightroomやPhotoshopなどのソフトを使用して、ノイズリダクションや色補正を行います。

### 5. トラブルシューティング

- **星が動いている**: シャッタースピードを短くするか、ISO感度を上げる。
- **ノイズが多い**: ISO感度を下げる、または複数のショットをスタッキングする。
- **ピントが合わない**: ライブビューでピントを再確認し、マニュアルフォーカスで微調整する。

これらの手順に従って、SONY α7Cで美しい星空を撮影してみてください。撮影環境や状況に応じて設定を微調整することが重要です。


夏の天の川は濃く幻想的です🌌
一緒に星空を楽しみましょう😊


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