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赤信号で止まってるとき、信号無視して渡る人を見てイライラしなくなったら、幸福かもしれない

今日、自分が赤信号で止まっているときに、信号無視して渡っている人を見てイラッとしてしまった.
どのくらいの人が同じ状況でいらっとするのだろう.

普通は信号無視する人は、青信号のとき以上に状況確認をするので、信号無視が事故につながることはほとんどない.
青信号で渡ろうとしているときに、赤信号の方から人が飛び出してくるのであれば実害があるので起こるのは当然だ.
しかし、私が止まっている赤信号を無視して渡る人が、私に外を与えることはほぼないと言える.

なぜ、イラッとするのか.

ずるいと思うのだ.

自分は我慢して止まっているのに、あいつはルールを無視して渡っている.
それが許せない.

これは自然な感情だと思う.
望んで組み込まれたわけではないかもしれないが、社会システムの中で生きている人間にはその社会のルールが適用される.
だからルールを守らないことは、社会的には「悪い」.

しかし、とても個人的な話をすると、自分に実害のないことでイライラするのはすごく「損」だと思った.
みんなが交通ルールを守る社会を作るために、信号無視をする人に注意をするのなら、怒りの感情は必要だ.
申し訳ないが、私は危険でもない信号無視を注意するモチベーションはない.

じゃあ、イライラするのはとても「損」ではないか.


世の中にはこのように、わざわざ自分がイライラしてもしょうがないことがたくさんある.
ニュースを見てイライラする人もいるが、多くの人はイライラするだけ.
そのイライラでちゃんと世界を変えようと決心できるならいい.
でも、イライラでして終わりは「損」だ.

影響力の輪なるものを聞いたことがあるかもしれない.
影響の輪の外にあることに心を乱されるのではなく、影響の輪の中にあることに集中して、変えられることから変えよう.

時間も身体も限られている.
人生を大事にしよう.



信号無視してる人を見てイライラしたおかげで学ぶことができてしまった.
実はイライラは「損」じゃなかったのかもしれない

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