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心理的安全性は組織をヌルくするのか

10.22.(木)

こんばんは。

最近、また蔦屋書店に行く生活を始めましたが、集中力が段違いなので継続していきたいと思います。(環境に左右されるタイプ)

昨日は蔦屋書店で心理的安全性の解像度をより高めるためにこの本を読みました。



今日はこの中に書いていた心理的安全性をより解像度を高めてアウトプットできるように頑張ります!


今日のテーマは「心理的安全性は衝突を促進する」です。


まず本書では心理的安全性を以下のように定義しています。

心理的安全性とは「メンバー同士が健全に意見を戦わせ、生産的でいい仕事をすることに力を注げるチームのこと」である。


つまり健全な意見を戦わせられるような対人関係を構築していくことが大事となる。

この時、健全な人間関係を阻害する対人関係のリスクが4つの要素が存在する。

①無能
②無知
③邪魔な存在
④否定的

以上の4つの要素が多くの組織メンバーの健全な意見を引き出しにくくする。

この4つの要素を感じるリスクをいかに排除できるかどうかが良い対人関係を構築するで重要になってくる。


とはいえ、そういうリスクを排除するなどの心理的安全性を重視することは組織が
「ヌルいチーム」になってしまうのではないか。と危惧される。


この「ヌルいチーム」にならないためにも大事なことは

当たり前だが「基準(スタンダード)をどこに置くか」ということである。

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この心理的安全性が高いが基準が低ければ、「学習する組織」にチーム状況を持っていくことができず「ヌルいチーム」になってしまう。


この4つのチーム状態の大きな違いは衝突(コンフリクト)の発生条件にある。

衝突は大きく3つに分類される。

①人間関係のコンフリククト
②タスクのコンフリクト
③プロセスのコンフリクト

これらの衝突の中で②のみが組織の状態を向上させる。健全な対人関係が構築された組織では②の衝突がよく起こるが、

構築されていない場合は②以外の衝突がしばしば見受けられる。

サッカー部でよく見られる具体例で言うと
「なんであいつ試合出さへんの?意味わからん」(プロセスの衝突)
「あいつやる気ないやん、ムカつくわ」(人間関係の衝突)
のようなものである。


この残り2つの衝突がある場合は何か改善策を打つのが良いと考えられる。


こういったことを意識して今後のチーム作りを頑張っていきたいと思います。

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