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「おすすめの勉強方法は?」という質問

Twitterで行政書士試験の受験生の方から
「おすすめの勉強法ありますか?」って聞かれたことがあります。

その方の状況とかがわからないので何とも言えないですが
あくまでも私の体験談だったらお伝えできるので
今日は2度受験した私の勉強方法をお伝えします。

ちょっとでも参考になる方がいらっしゃったら嬉しいです!
(ちなみに私は非法学部卒の法律初学者でした)



1年目~育休中~

息子が生後8か月のときに勉強を開始。
私が使用していたのは「STUDYing」という通信講座です。

私が講座を選ぶときに重視したのは
① まとめて勉強時間を取るのは難しいので、隙間時間に勉強できること
② PCを開くのは大変だから、スマホかタブレットでできること
③ インプット用の講座・問題演習が両方できること
④ 低価格であること
これらの項目でした。

授乳+離乳食の時期だったので、
まだまだまとめて勉強時間を確保するのは難しい。
机に座って→テキスト開いて…なんてできるのか?
いろいろ考えた結果スタディングにたどり着きました。

【良い点】
・「受講→確認テスト」がスマホで全てできる
(授乳しながら授業見たこともあった)
・1チャプター5~10分なので、隙間時間に進められる
・受講料が低価格(4万円くらいだった記憶)

【気になった点】
・インプット内容が本当に必要最小限
・練習問題の数が少なめ
・当時まだ新しい講座だったので、合格実績が少ない

試験内容全体をざーっと網羅できたのは良かったのですが、
圧倒的演習不足で不合格でした。
9月ごろに演習不足に気がついて
肢別問題集を追加しましたが、ちょっと遅かったですね。

ただ、当時の私の状況を考えると
インプット講座にスタディングを選んだのは正解でした。
(がっつり勉強時間取れる人には物足りないかな)

そして、この年は会場の空気に飲まれ撃沈。
ギリギリ記述待ちにはなったけれどダメでした。


2年目~仕事復帰後~

8:15~17:00のフルタイムで仕事に復帰し、
通勤は車で片道40分。
保育園までは片道10分ほど。

ただでさえ過酷な生活の中に
勉強時間を確保するのは至難の業でした。
「今年ダメだったら、もう1年続ける自信がない…」と思い
絶対に今年合格すると意気込みました!

リベンジをかけた講座を選ぶ際に重要視したのは
① 通勤時間をなんとか利用したい(往復1時間20分)
② もう一度インプットをしっかりしたい
③ 去年よりもアウトプットを増やしたい
④ 同じ講座を利用している仲間がほしい

1分たりとも時間を無駄にしたくなかったので
約1時間半の通勤時間を有効活用したいと思いました。
ただ、運転しているのでテキストは開けない。
そこで、講義の音声をダウンロードできる講座を探しました。

また、インプットもアウトプットも量を増やして
一緒に頑張れる仲間も欲しかったです。
(一人だと心が折れてしまう)

そして2年目に選んだのが
LEC横溝先生の「横溝プレミアム合格塾」でした!
唯一の気になる点を挙げるとするならば”金額”ですかね。
勇気のいるお値段だったので、
逆に「これだけ払ったんだから意地でも合格するぞ」と
プレッシャーをかけられて良かったのかもしれません。

1年目のときから横溝先生のブログを拝見していて
「授業を受けてみたいな~」と思っていましたし、
こちらの講座はリベンジ受験生向けだったので選びました。

とにかくボリュームがすごくてこなすのに必死でしたが
Twitterで同じ講座を受けている方と励ましあったり、
先生からのコメントに励まされたり、
時には「これ覚えてないなんて、今日の夜ご飯抜きですね」という
先生の毒舌に涙したり…笑
ちなみに先生に指摘された条文や知識は
付箋に書いてトイレやキッチンに貼っていました。

また、コロナの影響もあり、直前期には「zoomゼミ」も開催されました。
田舎の通信受験生だったので
リアルタイムで受講できるのは嬉しかったですし、
「はい、これ答えてみて」と当てられて
頭をフル回転させてパニックになったのも良い思い出です。

通勤時間はダウンロードした講義音声と
憲法の条文音声を聞いて過ごしました。
移動中に「耳勉」するのは、現在も続けています。
ただ、憲法の条文は自分の声で録音したものを聞いていたのですが、
「滑舌悪いなぁ」「変な声だなぁ」と
気になりだしたら全く集中できず。

調べてみたら、プロの声優さんが録音されているものがあったので
潔く課金しました!


9月ごろからは横溝先生の「56点アップ道場」を取って
ひたすら講義の音声+レジュメを使い倒しました。
本当にボロッボロになりました。
このレジュメがなかったら合格してないかもしれないレベル。


そして、公開するのは少し恥ずかしいですが
試験直前の2週間のスケジュールはこんな感じです

当時使っていたスケジュールそのままで、
完了したものは×がついているので、見づらかったらすみません。
あと、先生のお名前を呼び捨てにしている表記もあります。
重ねてすみません。

平日は仕事もあったので、隙間時間にこっそりレジュメを笑
とにかく時間がいくらあっても足りない時期でした。
夜も息子が早く寝てくれたらレジュメチェックなど
ピリピリしたオーラを発しながら過ごしました。

追加事項として、
ワーママが試験勉強をしようと思ったら、
上記のような①時間 ②やること が細かすぎるスケジュールは
あんまりおすすめしないです。
イレギュラー(子どもの発熱など)が発生して
「あ~できなかった」「勉強時間なのに子どもが寝ない」と
イライラするのを防ぐためです。
おすすめなのは「1週間単位」でやることをタスク化して
隙間時間に落とし込んでいく方法です。
3時間できる日があったり10分しかできない日があってもいい!
そのくらいの気持ちでやったほうが精神衛生上いいかなと思います。


最後に

ご覧いただいたように、私は2年間の受験勉強において
置かれている状況が全然違いました。
1年目に横溝先生の講義では厳しかったと思うし、
2年目にスタディングでは足りなかったでしょう。

ありがたいことに、いろんな書籍・講座があります。
独学で合格された方もたくさんいらっしゃいますし、
専業・兼業、法学部出身者、仕事をしながら、
子育てしながら…などなど
置かれている立場や環境もみなさん異なります。

「これをすれば合格しますよ」というのは言えませんが、
当時の私の状況にはこれが合ってたよ!というのを
今回記載させてもらいました。

あと、私にとってTwitterで受験生仲間と励ましあえたのは
すごく力になりました!
模試の結果を公開してる人を見て
「私は全然ダメだった…」と落ち込むこともありましたし
「子ども放置してまで勉強するの?」という
心無いDMをもらったこともありましたが、
それでも仲間の存在は大きかったです。
本当にありがとうございました。


以上、私の受験勉強に関してでした。
コメントや質問などもお待ちしております!

最後までご覧いただきありがとうございます。
また次の記事でお会いしましょう。

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