あいにく，あいにく手足口病です。

2024/7/25(水) PM1:22記

昨日は1日，娘と過ごした（息子は夏休みを1人で満喫していたよ）。

手足口病という流行り病にかかったため，月曜から保育園を休んでいる。

ポンコツの私では不安なのか午前中は在宅勤務にしてくれた妻。
心中お察しします。

しかし，午後からは穴を開けられない会議があるらしく，会社という要塞へ旅立って行った。

飲食できない程の症状ではないため，そこまで機嫌が悪くないのが救いだ。

お得意の「コッコ」と「イーヨ」をエンドレスリピートしているだけだ。問題ない。

妻が不在だという現実をいち早く受け入れ，コイツしかいないなら，それなりのぐずり方をさせていただくまでだという気概を感じる。

勿論，妻や保育園の有り難さも痛感したが，子供の順応性の高さに驚いた。

あいにく娘にとって私は全力を出すまでもない相手だという認識らしい。

あい‐にく【生憎】(goo辞書より)
［形動］期待や目的にそぐわないさま。都合の悪いさま。
［副］折あしく。ぐあい悪く。

夕方になって，外へ連れ出せというので散歩がてら町内をうろうろ。

大人は至極暇なので，歌を口ずさむ。
『夏の終わりのハーモニー』や『ルビーの指環』など季節感のない選曲。

しかし，あいにく私はファッション業界に身を置く販売員。たかが鼻歌でも季節の先取りを忘れない。

季節感だけでなくトレンドも無視しているのでは？
そう思ったアナタ。
あいにくファッションは巡り巡るものなのです。

あい‐にく【生憎】(goo辞書より)
［形動］期待や目的にそぐわないさま。都合の悪いさま。
［副］折あしく。ぐあい悪く。

さて，文中で何度も繰り返し，半ば強引に使用したあいにく。

意味はわざわざ2度も掲載したgoo辞書参照の通りだ。

何故，この言葉に取り憑かれているのかと言うと，月曜日に我が娘を手足口病と診断してくださった小児科の先生の口癖だからだ。

この小児科にお世話になると，その後しばらくあいにくブームが来る。私の中で。

「えー，あいにく手足口病で，あいにくヘルパンギーナも併発して，あいにく……」

「あいにく熱は2〜3日で下がりますが，あいにく発疹は痛みを伴い，手足口病はあいにく……」

合ってますか！？使い方！！笑

大事なことを説明してくださっていますが，途中から何回あいにくを使うのかに脳と耳のリソースを割かれ，全く話が入ってこない。

イベントの来場者数や，バスの乗車人数をカウントする時に使うカチカチするやつを，これほどまでに欲したことが過去にあろうか。

（そう言えば，何故か実家にあったな……笑）

そんな訳で，あいにくに包まれた1日だったが，妻が帰宅するや否や，お疲れ様ではなくおあいにく様と涼しげな態度で，私から離れて行った娘を見てあいにく，あいにくブームは早くも終焉を迎えたのである。

以上，これからもファッション is アンファッショナブルを肌で感じられますように。

追伸.
通園許可を貰うために再度病院にかかる必要があるので，ブーム再来の時期は近そうです。