窮猿投林(きゅうえんとうりん)

画像1 困っているときには、あれこれとえり好みなどしている余裕はないたとえ。 貧窮しているときには俸禄(ほうろく)や官職などをえり好みしている余裕はないたとえ。 「窮猿」は追いつめられた猿。 「投林」は林に飛び込む意。 出典に「窮猿林に投ずるに豈(あ)に木を択(えら)ぶに暇(いとま)あらんや(追いつめられて林に飛び込んだ猿は、どうしてどの枝によじ登ろうかなどとかまっている余裕があろうか)」とあるのによる。 「窮猿(きゅうえん)林(はやし)に投(とう)ず」と訓読する。

よろしければサポートお願いします。四字熟語は、とても奥が深い分野であると思います。まだまだ勉強が足りません。