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弱くて生きるのがつらい人のための私のスロー空手ライフ


 私は、幼児の頃から虚弱児で、運動が苦手で、小学校から中学2年までは、いじめられ続けていました。

 しかし、小学校5年生の時、柔道の本に触れて、一人で練習を始めて、中学2年の時にある体験をして、その体験から精神的に前向きになり、中学3年からは勉学に励み、現在、医者になって、妻と二人の娘の父親になっています。

 誤解しないでいただきたいのですが、私は武道の達人や格闘が強い人間ではありません。今でも人争うのが怖くて、専門的な格闘など行ったことはありません。

 ただ、小学校5年生以降の体験から、武道というものが、弱くて生きるのがつらい人にとって、精神的に生きる支えになることがわかったのです。そして、その後の研究から、武道や格闘に強くならなくても、一人でも、武道の精神は体得できるという結論に至ったのです。そして、弱い人にとってその体得のための武道として、ゆっくり力を入れずに行う空手と琉球の古い唐手の精神に基づく生き方が、弱い人にとっては最適なのではないかと思ったのです。

 それが私のスロー空手ライフなのです。


 私のスロー空手ライフの目的は、以下の五つになります。

一、弱い人が、いじめられにくい姿勢・動作を身につけること。

二、いじめやハラスメントをかわす方法がわかってくること。

三、虚弱な身体が、きつい練習をしなくても人並みになること。

四、運動神経が鈍く、筋力のない人のための、運動原理を体得すること。

五、年をとっても、人並みに動ける身体になること。

六、死ぬ覚悟ができるようになるための、修行としても行うこと。


残念ながら、私のスロー空手ライフを行っても、格闘が強くなることはありません。人より強い精神になることもありません。だから、格闘に強くなりたくて、このブログを読んでみようと思った人が万が一おられたら、役に立たないことをあらかじめお断りしておきます。


 それではこれから、私の体験をお話しして、どのような経緯で、スロー空手ライフに至ったかをお話ししようかと思います。

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