【日本百名山挑戦記 #2】恵那山
こんにちは.ice macaroonsです!
日本百名山挑戦記の2座目となる恵那山に登ってきました.
今回はその記録を書いていきたいと思います.
ちなみに記念すべき1座目の記録は,長野県の蓼科山.良ければそちらも読んでみてください!
恵那山の基本情報
今回登頂したのは,岐阜県と長野県にまたがる恵那山 (標高 : 2,191m) です.2023年5月27日の土曜日に登りました.日帰りソロ山行です.
登山コースは以前調べておいた神坂峠ルートです.
当日のコースタイムや詳しいルートはYAMAPにログを残しておりますので,そちらもご覧ください.
行程
05:15 神坂峠駐車場
愛知県を出発したのは午前3時半.
中央道を利用して神坂峠駐車場を目指しました.途中,恵那峡SAで食料の購入とトイレ休憩を済ませ,中津川ICで一般道におりました.
神坂峠までは,細ーい峠道がおよそ30分ほど続きます.天気はあまり良くなく,しばらく走っていると霧の中に.
今日は天気もダメそうだし,登らずに帰ろうかな~と思いつつ,山道をロードスターで登っていきました.
しばらく走って,やっとこさ駐車場に到着.
車を降りてみると,湿った空気が体をなぞっていきます.が,東のほうを見てみると明るい空が見えています.
峠に上がってきたことで天気が変わったのか,朝日で気温が上がって雲が晴れて来たのか.
どちらにせよ私にとっては,嬉しい天気.急いで靴の履き替えや,カメラの準備など済ませて登山口へ向かいました.
ちなみに,到着の時点ですでに4台ほど自動車がおり,下山の時点では20台ほどに増えていました.駐車場に収まっていたのは7,8台程度で残りは少し広くなっているところに路駐をしているようでした.
また,事前に調べていた通りトイレはなく,恵那山SAで済ませておいて助かりました.
05:30 神坂峠登山口
気合を入れて登山開始.しかーし,登り始めてすぐにスパッツを忘れたことに気づきます.
朝露でぬれた背が低めの笹の間を,びしょぬれになりながら歩いていくはめになってしまいました.
05:40 千両山
登山口からちょっと登ったらすぐに千両山に到着.
目の前に目指す恵那山が姿を現します.
恵那山に対して率直に遠いなあと感じつつ,ふと振り返ると素晴らしい景色が広がっていました.
早起きした甲斐のある景色ですね.
短いですが,動画もありますので良ければ.
鳥がさえずる中で眺める朝日で明るく染まった空と雲海,高い雲,アルプスのシルエット.
一気に目が覚めるでもあり,山登りの好きな瞬間の一つです.
見えているのは南アルプスと中央アルプスですね.さらに左に視線を移すと御嶽山も見えます.
満足いくまで撮影し,千両山を後にしました.
その後少し道を間違えたりしながらも,大判山を目指して歩いていきました.
この千両山から大判山までの区間で,3名の方に道を譲っていただいたのですが,基本的には一人旅.静かな森の中を黙々と歩き続けました.
06:40 大判山
次のチェックポイント,大判山に到着.
車内で摂った朝食はおにぎり1個.ここまで歩いて,かなりお腹も減ってきました.
ハンガーノックになってはたまりませんので,ここで小休止もかねて追加のおにぎりでエネルギー補給.
ベンチに座っておにぎりを食べ終えると心なしか体が軽くなったように感じます.何事もエネルギーマネージメントは重要ですね.
時間ももったいないので,お茶を飲んで行動再開.
すると目の前に再び恵那山の姿が現れます.
千両山で見た時よりも気持ち近づいたように感じますが,どうでしょう?
距離ばかり気にしていても仕方ないので,とにかく歩きます.
千両山から山頂に至るまでの区間では,時折視界が開けるタイミングはあるもののずーっと木々の中を歩いていくことになります.
淡々と歩きながらいろいろ思慮にふけるこういった時間も,個人的には結構好きです.
登山道を彩る花を見つけるたびに撮影.それ以外は休憩なしで歩き続けます.
大判山から1時間弱歩いた頃でしょうか.
これまでずっと土の道だった登山道ですが,山頂の尾根まであと少しというところで,急に岩々しい感じに変化します.
ここからの一登りが,この日一番つらかったです.
連続する急登に息が上がり,上昇してきた気温によって額に汗も浮かびます.
そろそろしんどくなってきたので休憩しようかなと思い始めたタイミングでついに山頂へ続くなだらかな尾根に到着しました.
ここまでこれば,坂の斜度も一気に下がり,山頂まではもうすぐそこ.
ここまで割と良いペースでこれたなーなどと考えながらお気楽に歩きます.
分岐点から15分も歩くと恵那山山頂避難小屋に到着.
しかし,まずは恵那山三角点をということでいったん通過します.
08:15 恵那山山頂,避難小屋
小屋から数分歩いて山頂に到着です.
標高2,191mの恵那山登頂です!
ここ最近では一番のタフコースでしたが,ひどくバテることなく登れて少し自信が着きましたし,達成感もあります.
事前に聞いてはいましたが,山頂からの眺望はほぼないです.
展望台があったので,登って360度カメラで撮影してみました.
そこからはこれぞ?恵那山という景色が広がっていました(笑)
しかし,だから残念と落ち込むことはなく,山頂での見晴らしの悪さも「恵那山らしさ」として楽しむことができました.
神坂峠から登ってきたおかげですでに眺望が楽しめていたのが大きかったと思います.
山頂の雰囲気を味わった後は,避難小屋に引き返して昼食を摂ることにしました.
避難小屋前のベンチに座って,おにぎりをいただきました.
食後にはお湯を沸かしてホットコーヒーを淹れ,ほっと一息.
08:40 下山開始
ひと段落着いた頃,荷物をまとめて下山を開始.
ピストン行程ですので,来た道を引き返していきます.
9時を過ぎると,続々と登ってくる人たちとすれ違い始めます.
行きの静かな一人旅とはうって変わって,少しにぎやかな下山に.
すれ違う登山者の方とあいさつを交わしながら歩き続けていると,大判山の手前辺りで目の前の視界が開け,富士見台高原と中央アルプスを見ることができました.
久々の眺望に元気を回復.
個人的な問題なのですが,登りよりも下りのほうが苦手というのもあって,帰り道のほうが時間が長く感じました.
皆さんは,登りと下りのどちらが好きなのでしょうか?
この時間になると,朝露に濡れていた笹達も乾いており,私のズボンをおかげさまですっかり乾燥しきりました.
千両山への最後の登り返しを再び息をあげながら登りきると,今日歩いてきた恵那山の姿をまたも見ることができました.
いつの間にか山頂が雲に覆われ始めています.
下山後,中津川の市街に恵那山の写真でも撮りに行こうかなと思っていたのですが,これでは無理そうだななどと考えながら,目前に迫った登山口に向けて歩き始めました.
11:25 登山口到着
下山開始から約2時間40分ほどで神坂峠登山口まで降りてきました.
怪我無く無事に下山できて一安心です.
ちなみに今回はお試しで,ザックの肩ベルトにカメラを固定できる道具を使って動画を撮影してみました.
1人称視点動画です.良ければご覧ください.
簡単に登山靴の泥を落として,リアトランクにザックを仕舞い撤収.
雲もかなり多くなってきたので,中津川の市街で恵那山の写真を撮ることは諦め,安全運転でまっすぐ帰宅しました.
終わりに
今回は,日本百名山の2座目として岐阜県と長野県にまたがる恵那山に登った記録を残してみました.
往復約14km,獲得標高約1,300mのなかなかハードな山行でしたが,今回着実に歩ききることができたので,少し自信が着きました.これからの登山ルート選びの幅も広がりそうと感じています.
今回のこの記録が,皆様の山行の参考になれば幸いです.
3座目には霧ヶ峰に登ったので,その記録へのリンクも掲載しておきます!
以上,ice macaroonsからでした.参考になったよという方は,noteのいいね,YouTubeのチャンネル登録やinstagramのいいねでリアクション頂けると嬉しいです!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!!
YAMAPはこちら
Youtubeチャンネルとinstagramはこちら
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?