見出し画像

今日はなんかダメな日

毎日頭痛だし、スーパーカップのウマいやつはどこにも売ってないし、割とネガティヴになるし、テンション上がらないので眉毛を全剃りした。思えば処方箋でラリってる時、tohjiに憧れて全剃り標準装備だった。馬鹿すぎる。


iOSのアプデが長すぎて退屈なので、一昨日見た「TENET」の感想でも述べていく。私は話のあらすじを全く見ずに劇場に足を運んだ。そんな人がなぜTENETに関心を抱いたかというと、トゥイッターやインスタのタイムラインで、インフルエンサーがテネットについて投稿しているのを度々目にしたからだ。本当にそれだけ。


そもそも映画館に行く習慣があまり無くて、最後に映画館で映画を見たのはたのはジョーカーだった。あと自粛していたのもある。


毎度おなじみの映画館にたどり着いた。この日は例の刃の無限暴走肉弾列車?の公開日であったため、幼子から腐女子まで一挙に集っていた。

券売機の前に立った私は、何を血迷ったか一番前のドマンの席を買った。

まぁ、映画は真ん中で見た方がいいっしょ、あと最前なら邪魔者が目に入らないし。とまぁ軽い気持ちで買った。決定には10秒もかからなかった。


はい、映画が始まりました。当たり前なんだけど、音がすごい、でかい。スクリーンも、でかい。最初のシーンは音と映像で十分面白かった。そのうち難解な設定や聞いたことも無いような言葉が出てくるんだろうなぁと思っていたら案の定だった。字幕でエントロピーという言葉が流れてきたとき、

「あの時科学の講義を受けといてよかったぁぁーーーー‼‼‼‼‼」

と心の中で叫んだ。エントロピーを知らなかったら、私はこの映画を見ることを諦めていただろう。


この映画、「逆行」するアクションシーンが後半になればなるほど増えてきて、内容についていけなくても楽しめる。馬鹿に優しい。


鑑賞を初めて30分経たないうちに、私の首と肩が悲鳴を上げ始めた。


コノセキ、モウゲンカイ。ハヤク、ラクニシテ。


無理もない、最前のドマンだ。リクライニングは無いし上を見上げないと画面の全てが見られない。おまけに、骨まで溶かすような香りの香水をつけてきてしまったせいで、具合の悪さに拍車がかかった。映画に集中することができなくなった私は、画面の中の男性たちの体躯に興奮し始めていた。


姿勢に限界を感じ始めた私は、空いている両脇の席を利用し、自宅かと言わんばかりのリラックスした体勢を可能にした。感染対策で一つずつ間隔を空けられていて助かった。これで内容に集中できる。


そして、伏線に気が付いたり、俺は最初っから知っていたんだぜととある人物から告げられたり、最終的に「この映画おもしれ~~~~~」ってなって終わった。おもしろかった。以上。ポップコーン食べたかった。


帰りはトラヴィススコットとTENETのサントラとProfessinal Murder Musicを聴いて帰った。帰ってる時も興奮冷めやらぬ。電車乗ってる時も「逆行」してる自分を想像しちゃった。しちゃわない?


そんなこんなでアプデは終わった。アップルミュージックが赤くなってた。完全偏見なんだけど、ホーム画面をオシャレにカスタマイズする奴は全員パカ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?