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物流業界で最新機器が大人気・・・その名は「オートストア」

「オートストア」って何?

 物流業界で今大人気の機器をご存じですか?
その名は「オートストア」です。

 簡単に説明すると、箱状の物の上部に沢山の四角の穴があり、その穴からロボットが必要な荷物を拾い出して出庫口まで運ぶしくみです。
もう少し専門的な形で言いますと、高密度に収納されたコンテナをロボットが入出庫を行う人にやさしいロボットストレージシステム。

 それでも知らない人にとっては、よくわからないですよね。
この製品・・・実は日本製ではありません。
ノルウェーの商品になります。
日本では、オカムラが日本での公式販売店になります。

オカムラというと・・・
一般的には、オフィス製品が主力の会社です。
実は、物流もやっていたのです。

 最初、オカムラが「オートストア」を導入すると聞いた時、日本ではどうかな?と感じる人が多かったですね。
それが、いつしか国内でも12カ所位は導入されています。
(今では、もっと増えていると思います)
正直、凄いですね。

何はさておき、動画をみて下さい。

 どうですか?
動きはなんとなくわかって頂けたと思います。

日本では、ニトリが導入第一号、あの松浦さんが最大の功労者

 日本で、最初に「オートストア」を導入したのは、ニトリです。
川崎にあるネット通販の製品保管に使用したことになります。
これを納入したのは、当時のホームロジスティクス社長松浦さんです。
今話題のエイベックスの松浦さんではないですよ。
(笑)

 この松浦さんは、本人も話しているように物流に関しては素人です。
素人ゆえに、やはり視点が違っており初物である「オートストア」についても千里眼の目利きができたのだと思います。
オカムラさんも第一号が決まってラッキーだったと思います。

 第一号が決まると、そこが見学会場になり、宣伝塔になります。
当然、導入後見学希望会社が引きも切らなかったと聞いています。
※ホームロジスティクスはニトリから分社化した物流会社

 ニトリでの動画も見て下さい。

オートストアは使い込むほど、効率が上がる!

 オートストアの動きについて、サイトより引用します。

 ピッキングするように指定された商品が入った「ビン」をグリッド上を移動するロボットが吊り上げて、作業員が作業を行う「ポート」へ供給するしくみだ。
オートストアの特徴として、システムを動かせば動かすほど、高頻度に出荷される商品が上のほうに、低頻度な商品は下のほうに回ることで、徐々に効率化されるようになっている。

『国内初導入! ロボット倉庫「オートストア」がニトリの物流の現場を改革』

 何となくイメージできたでしょうか?
以前、松浦さんに聞いた話では効率化するのに3ヶ月かかったと聞きました。
実際に効率が上がったようです。

 そうなると、評判が評判を呼び、導入が加速されていくわけです。
日本での販売権をとったオカムラは、すごい先見の明があったのだと思います。
素晴らしいですね。

オカムラ以外でも取り扱えるようになったオートストア

 国内で、オカムラがオートストアの販売独占権をもっていましたが、ある会社が取り扱えるようになりました。
それは何故か?
ここでは話しにくいのでやめておきます。
(笑)

 そんな中で、オカムラでは、オートストアの新シリーズを発売しています。

ロボットストレージシステム「AutoStore」の新シリーズ「Black Line」発売

 24時間稼働や高パフォーマンスを必要とする物流施設向けとの触れ込みです。
実際にどこかに導入されたのか?
機会があれば、オカムラの方に聞いてみたいと思います。
今年の2月の国際物流総合点イノベーションにオカムラが出展していましたので、ブースに伺いましたがオートストアに関しての話しをし忘れました。
今度、何かのタイミングで聞いてみたいと思います。

 また、オートストア他ロボットなど最新の機器がみれる所があります。
三井不動産のラボです。
興味がある方は問い合わせてみてください。
元伊東電機の一木(イチキ)さんの紹介と言えば、おそらくスムーズだと思います。
(窓口の担当者は私のことを多分知らないですね。責任者はよく知っていますので・・・)

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