見出し画像

ポエム・・・愛童夢のワンダーランド・・少女から離れた風船

 『愛童夢(あいどうむ)』のポエム・・第三回目です。

それでは、どうぞ!

●少女から離れた風船
ある少女の手から離れた風船は
空高く舞い上がりました。

何しろ こんな大空にでるのは
はじめてのことです。
怖くて怖くてしようがありません。

でも風船さんは元気を出して
まず、大きな空さんに声をかけました。

「おーい、空さん、これからずっとご厄介になります。よろしく・・」
すると、「君と会えてうれしいよ。存分に飛ぶはいいよ」
と空さんの返事。

その風船は、「ありがとう」の一言を残して
また、ぐんぐん空に舞い上がりました。

すると、今度は白い雲さんに出会いました。
雲さんは、「風船くん、疲れただろう・・僕のほんわかベッドで少し休んでいくがいいよ」
「ありがとう、でもまだ先へ行くよ。だって僕は、飛び続けなきゃいけないんだ」

またまた、その風船は、大空高く舞い上がりました。

今度は、太陽さんです。
「風船くん 寒くなっただろう。僕の体温で温めてあげるよ」
「ありがとう」と言って、風船くんが太陽に近づくと、どうした事でしょう。

風船くんの体がみるみる内に小さくなってゆきます。
こうなったら大変です。

風船くんは、今度は逆に大空の中を地面に向かって落ち始めたのです。
ぐんぐん落ちてゆきます。

下には、小さな池が見えてきました。
そして、ついに・・・ドボーン。

気がつくと風船は、別のある少女の手の中にいたのでした。

(自己評価)
こんなポエムが書いていた時期がある自分に驚きます。
この後、本格的に書き始めることになります。

同時進行で作詞作曲も別途やり始めていたので、不思議です。
創作意欲あふれていた時期でした。


今日も記事を読んでくれてありがとうございます。いろんなテーマで書いています。あなたの心に届いた記事は、ありましたか?自営業として苦戦の毎日ですが、明るい心を忘れずに日々取り組んでいます。あなたの応援が、私の明日の糧になります。ご支援に大変感謝です。