同じ役の人
今日は『コントラ』という映画を観てきた。
詳しくはツイートに譲る。
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https://twitter.com/iccoka1/status/1375807824639324162?s=19
3週間前本番中であった、市民と創造する演劇『甘い丘』で共演したませちんこと、間瀬英正さんが主演、そしてこの映画への熱意を感じて、これは観なければと思ったからだ。
https://twitter.com/masehidemasa/status/1374714516378853377?s=19
いつ行こうか?期を伺っていたら、お世話になったバラさんこと、KAKUTAの作演出家でもあり、役者さんの桑原裕子さんとのトークショーがあるとのことで今日、正確には昨日行ってきた訳で、
だから、私にとっては映画も楽しみだったけど、同じ舞台に立った東京組のみんなにも会える、はず!と期待も持って行った。
そしたら、なんと!!『甘い丘』の私の演じたともえのオリジナルキャストの野澤爽子さんがいらっしゃるじゃないか!?
それも話しかけていただけて、私は光栄過ぎて、めっちゃうれしくて、
みんなに会えた以上に、うれしかった!!
もちろん、映画もおもしろかった!!のに、それ以上、うれしかったんだ!!
帰りに二人で駅まで、公演のことを話したんだけど、
なんかさ、褒められちゃって、バラさんが付けてくれた演出のところでともえの唯一笑える場所を良かったと。
うれしかった、オリジナルを演じた人が褒めてくださるなんて...そういうの、体験したことなかったから尚更うれしかった。
後、役についてのことも。
やった人にしかわからない苦労と言うか、爽子さんと私の共通性から発生するものと思われる所なんて、やはりこの二人だからわかる話だったのかもしれないし、同じ所でしんどかったんだなぁとも思った。
爽子さんって呼んでもいいよって言われたから、以下、爽子さんで通します。(よくよく読んだら、その前から言ってたわ!)
私からすると、爽子さんは役を極めた人というイメージであった。
とても素敵に演じていて、憧れの先輩。
そのように聞いていたから、稽古中だった私には、「なんと遠い存在なんだ!この役をそんな風に演じるなんて、すごいぞ!、私はそこにいけるのか???」
.....。
近くて、すごく遠い人だった。
本番が来て、初日の初回にKAKUTAのみなさまがいらっしゃって、でもコロナのこともあり、会えず...
爽子さんも観ていただいた、どう思われたのだろうか?
という気持ちもあった。
先に書いたように私は、ともえという役を演じるのにかなりギャップを感じていたから余計に。
接点がなかったから、余計にモヤモヤを感じていた。
それが本当にありがたいことに出会える場ができ、話しかけてももらえて、感想までいただけた。
同じ役を演じた人とは、すごく大きな存在で目標でもあり、憧れでもあり、プレッシャーでもあり、同士でもある。
同じ舞台は踏んでなくても、わかり合える不思議な存在。
私にとってのその人は、柔らかく、優しく、素敵な人であった。
その人がオリジナルとなった役を演じられて、改めて良かったなぁと思ったし、褒めていただけたことや喜んでいただけたことは役者として自信にもなる。
つながり方はいろいろあるけれど、こんなつながり方もあるんだなぁとしみじみ感じた夜。
日中、てんとう虫が冷蔵庫下から現れたのだけど、きっとこのことだったんだろうなと思ってる。
出会ってくれて、記事を読んでくれて、ありがとうございます。演劇をやっています、創るのも、立つのもです。良い作品を届けれるよう、日々やって参ります!