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三禅定トレイル(リベンジ)〜日本三霊山 白山・立山・富士山を走る巡礼旅〜epi.07 ニ禅定目 立山(雄山)登拝

2023年8月11日〜18日の8日間をかけて日本三霊山を巡る巡礼の山旅、旅ランをしてきました。
今回その旅の記録です。

8/13(DAY3) 立山駅~雄山(立山山頂)〜五色ヶ原

立山駅からは歩くアルペンルートを通って2禅定目の雄山を目指す。歩くアルペンルートは立山信仰として登拝した道をベースしているため、かつて三禅定に取り組んだ人へ思いをはせながら材木坂という急登を進でいく。

立山駅から中部山岳国立公園に入る



と言いたいところだがなんだかカラダの様子がおかしい、、、額からの汗が尋常じゃないのだ。
日中時間帯になり気温も上がっているのでかなり汗はかいてはいるのだが、それにしても滝のような汗が止まらない。

汗の出る量が半端ない

はっきりしたことはわからないが、思い当たる節があった。
エナジードリンクをこの短時間に2本飲んでしまったのだ。
普段そんなに飲まないのにここ4時間以内にいただけるのならと2本も欲張って飲んでしまったことを後悔した。
と言っても済んでしまったことは仕方がない。
しばらく強度を下げて様子を見ることにした。
美女平についた頃にはだいぶ落ち着いてきたのでまずは一安心。

美女平


その後は淡々と高度を上げていき雄山を目指した。
滝見台、弘法、弥陀ヶ原、獅子ヶ鼻、天狗平、室堂となじみのある地名を進む。
ここら辺はよく訪れているのでホームグラウンドのような気持ちで前に進むことができた。

滝見台
天狗平へ向かう木道
獅子ヶ鼻


室堂でコーラと水を補給して雄山を目指す。

室堂に到着

一ノ越につく頃には上空には厚い雲がかかり怪しい雰囲気に変わった。

「ザーー!ザーー!ザーー!」

と案の定、雨が降ってきた。
真夏のとはいえ、3000m級の山の上での雨は冷たく、風でも吹けば一気に体温が奪われて低体温症のリスクも高まる。
素早くカッパを着て雄山山頂を目指した。
夕刻の日が沈みかける時間なので、人は皆無だったが無事に雄山に到着した。2禅定目達成だ!

雄山山頂。2禅定目達成

雄山神社の鳥居には「日本三霊山」という看板が立っていた。

日本三霊山の看板


一ノ越まで戻り、今日の目的地である五色ヶ原を目指す。
あたりは暗くなりヘッドライトを付けて前に進むがここからが長かった。
この区間も何度か通ったことがあるのでさほど困難な印象はなかったのだが、風雨、疲労、眠気、など様々な要素が重なり、何度も仮眠をしながら前へと進みようやく五色ヶ原の木道が見えた。

五色ヶ原手前 獅子岳


「ようやく着いた。長かった。。」
ビバークをして、明日に備える。今日も死んだようにすぐに眠りについた。

〜8️⃣へつづく

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