自信もいいけど絶対的オモシロさを持つ

自信がない。うん。そうだと思う。

一度、立ち止まってみる。そんなに「自信って必要かい？」

僕は作るカレーの味に対して「絶対的な自信」はない。
（もちろん毎回ベストを尽くして作ってます。）

でも、
「自分の作るカレーってオモシロい」っていう「絶対感」を持っています。

僕は、全く知らない人にカレーを作ることはありません。
お世話になった人、家族、大切な人、友達、友達の友達、SNSで繋がった人にカレーを作らせていただくことが多いです。

僕はカレーを作るときに、旬な食材や、知り合いの農家さんの想いのこもった野菜などを使わせていただいています。

もう一つ欠かせない要素が「自分のココロ」です。
お世話になった人への感謝だったり、お祝いだったり、空間を楽しんでいただきたいという「想い」を込めてカレーに向き合っています。

しかも、不思議なことに込めた想いを言葉で返してもらう時があります。
そのときに、
「あ、カレーを作ってきてよかったな。これまで出会ってきた人みんなに感謝だわー。嬉しいなぁ」
と感じます。

そんな、想いが伝わるカレーに「オモシロいなぁ」と思うんです。

自信よりもオモシロさをもつ

生きていると、辛いことや、嫌な過去の思い出がたくさんあります。しかも、SNSや周囲の人間関係を見渡すと「スゴイな」と思う人もたくさんいます。

その中で「自信を持とう」なんて言葉は信じられなかったし、不可能でした。そんな自分にさらにコンプレックスを抱く。負の連鎖でした。

ひたすらに悩んで、悩んで、いつまでもモヤモヤが付きまとい、なんだか今を生きていない感覚が常にありました。

その中で思ったことが、
「自分ってオモシロい」って感覚でした。

悩んで、休学までして、それでも答えは見つからなく、答えや、理想を掲げることに疲れたこともあったのだと思います。

そんな自分がオモシロく思いました。

これまで嫌なことや、辛いこともたくさんあったけど、すべての人生を乗り越えて今、ココに立っているのは自分でした。

そう思ったときに、今の自分に対するコンプレックスや、周囲に対する嫉妬が溶けていきました。

できること、できないこと、人には色々あると思います。そんなときに自分に対して「オモシロいなぁ」と思って「絶対感」を持つ。

何があったって、オモシロい自分にプライドを持って人生を突き進む。

それでいいんじゃないでしょうか。