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私が考える理想の商売像

あなたは商売が好きですか?
私は大好きです。
人生をかけて最高の商売をするために
今は修行中です。

そんな私が先日素敵な言葉に出会いました。

明治時代に、
仙台市に実在した福の神
「仙台四郎」という方のお話をシェアさせて頂きます。




『あきない』

商売は「商い(あきない)」という。
それは、面白くてしかたがないから


「飽きない(あきない)」なのだ。


いつも面白いから、笑顔がたえない。
ポジティブで明るい人で溢れかえる。
相手を楽しませたい!幸せにしたい!
そんな人が手掛ける商売。

だから「笑売(しょうばい)」となる。

 
「いらっしゃいませ!」「ありがとうございます!」
いつも活発だから来る人がまた、人を呼んでくれる。人が人を呼び、笑いが絶えないお店になる。
やがてそれは、「勝売(しょうばい)」となる。

 
「飽きない」商売を、

 「面白くない」と思っていると、すぐ飽きる。
いつも不平不満や愚痴が出て、
心が次第に傷ついて
それがご来店されるお客様にも移ってしまう。

お客様に対して、敬意を示さなかったり、
お店のものや従業員を大切にしないと
 「傷売(しょうばい)」となってしまう。

 
こんなお店には、そのうち誰も寄りつかなくなり
商売も衰退する

それは、やがて
 「消売(しょうばい)」となって消えてしまう。

 
「笑売」をしていれば、
「勝売」になる

「傷売」をしていれば、
「消売」になる

「ご来店いただく全てのお客様に
喜んでもらうために誠心誠意尽くして
一日一日真剣勝負でやりなさい。」

私が入社一年目の頃に胸に響いた
言葉のひとつです。

私は新卒という最強のステータスをもっておきながら、
あえて、ブランドのない、
社会的には評価の少ない会社に
入社させていただきました。

ここで上手くいくようになれば、
どんなビジネスも上手くいくと思ったからです。

といいますのも、
人間教育にすごく力をいれているからです。

何でもいいからNO.1になれるものを見つけなさい。

誰よりもお客様を大切にする!
誰よりも誠実であろうとする!
なんでもいいから、
やると決めたらできることはあるはずです。

そして、心を磨きなさい。
人間は、能力×熱意×考え方次第で
成功するかしないかが決まるのだからと
教えていただいております。

能力があって、努力ができても、考え方が悪ければ
成功の道から遠のいてしまう。

これは、オウム真理教の地下鉄サリン事件を見ても
瞭然です。
彼らは、弁護士であったり、医者であったり、
世間では優秀とされる人達でした。

ですが、考え方がダメだったから
檻に入ることになりました。

能力、熱意は1-100点だけど、
考え方は-100点~100点まである。
だから、考え方が1番大事なんだよと言われます。

そんな創業者はたった1代で
商売が難しいと言われる大阪で成功を収め、
納税額がトップの人物であったからでした。

創業者は中卒でありながら20歳で会社を設立し、
数多くの偉業を成し遂げてきました。
年商300億もの企業を築いてきた方です。

世界中のいいものを取り扱い、
お客様にとって、ご納得頂ける形で販売する
本当に素晴らしい商品ばかりです。

酒造、和菓子工場、ワイン畑、ホテル、不動産、旅行会社、銀行、洋服工場、家具、仏具、保険、宝石、焼き物
高級バッグ、靴、宝石、装飾品、贅沢品、小物、生活日用品などなど、、、

世の中で必要とされるものほぼ全てを揃えられるようにと、たった1代でこれら全てのビジネスを手がけている会社です。

その会社で修行をして
将来的に自分で商売をしたい。
そのように考える社員がほとんどで、
独立してからも上手くいっている方が多いです。

ビジネスで1番難しいのは「集客」と言われます。
維持するのがすごく難しいのです。

ブランドがあるお店で社員の
売上がいいのは当たり前です。
集客がいいのも当たり前です。

ですが、ブランドがなくなった途端に、
その人が通用するかはまた別の話だと思います。

ですが、ブランドがないお店で上手くいっていれば
ブランドがあるお店でやっていくことは
いくばかりかマシだろうと考えました。

私は自分がどんな状況におかれても、
社員、お店、会社を守るために
今の自分に必要だと思った選択を取りました。

タイトルにもある通り、
私の理想の商売像について
今回は書いていきます。

将来的に自分のお店を持ちたいだとか
商売をしたいと考えているのであれば
読んでいただけると、必ず参考になるかと思います。

私が思うに、上手くいっている商売と
上手くいってない商売の明確な違いは
『品格』の有無だと考えます。

よくビジネスで大事なのは
ヒト・モノ・カネと言われます。

いい人がいいものをいい価格で販売するから
商売が繁栄するというものでございます。

いい物だとしても、良くない人が販売すれば
お客様は減り、いずれ衰退の道を辿るでしょう。

いい人だとしても、良くないものを販売すれば
お客様は減り、これまた衰退の道を辿るでしょう。

ですので、ヒト・モノ・カネ
どれがいちばん大切か?と聞かれると
どれも1番同じくらい大切だと思います。
ここは妥協してはいけないところです。

私は将来的に、自分のお店、会社を作る時に
最強の社員を育て、最高のサービスを作りたいと
考えております。

ところで、
『品格』とは、
「人や物から感じられる上品さや気高さのこと」

品格を構成する要素は

✔︎︎︎︎清潔感があり、身だしなみが整っている
✔︎︎︎︎言葉遣いが丁寧
✔︎︎︎︎礼儀やマナーがしっかりしている
✔︎︎︎︎身のこなしが美しい
✔︎︎︎︎教養がある

だと思っております。

世界の中でもトップに君臨するブディック
「HERMES」様は、この品格を極めているからこそ、
今この地位まで上り詰めているのだと思います。

最高品質のものを、精鋭の販売員の方が
最高のサービス、接客で販売する
空間、歴史、商品全てに魅力があり、
私の商売の理想でもありますので
目指すところであります。

お店がお客様に対して敬意を持つ
すると、お客様もお店に対して敬意を持つ

性善説的な考えですが、
ディズニーランドは全ての人に対して、
敬意をもって、最高のサービスを提供しております。

なので、リピート率90%超というありえない
数字を維持されております。
行く人の中でディズニーに迷惑をかけたい、
ディズニーは嫌なところなんて思っている人は
誰もいないも思います。

これはディズニーがお客様に対して、
何があっても敬意をもって接し続けてきたからこそだと思います。

アンチが生まれるのは、お客様にとって
敬意を感じられないと1ミリでも
思われているからです。

提供が遅い、サービスが雑、店内が汚い
店員の所作がへぼい、店員が挨拶をしないなどなど

素晴らしいお店は、まずこんなことはありえません。
掃除は行き届いてますし、店員はハキハキと挨拶をされます。所作も言葉遣いも洗練されており、無駄がなく
常に余裕を持って接客してきます。

私は上記のことがもれなくできている店員さんに
接客されたとき、欲しくなくても
勉強させていただいてありがとうという気持ちを込めて
お買い物させていただいております。

お店側に敬意をもってもらいたいのであれば、
お客様も敬意をもつ必要があります。

お金持ちのお客様を見抜くには
この敬意がポイントになります。

私の経験上、億単位でお金を持ち続けている方は
「買わせて頂きます」
であったり、
「○○させていただいてもいいでしょうか?」などと
丁寧な言葉遣いをされます。

また、覇気と上品さが溢れていて
心の動き、目の動きを常に読もうとしているのが
ヒシヒシと伝わります。

敬意がないお客様は
敬意をもってもらうために、こちらが敬意を尽くして
お相手させていただく。

うまい言葉を言えばいいというわけではなく、
とにかく心から溢れる言葉や動作を意識すること。
それが人の心を動かします。

私が考える理想の商売像は

品格のある人が
最高の空間で、最高のおもてなし、接客で
お客様にとって1番満足度の高い価格で販売すること

です。
世界中で通用すると思います。
今はまだ修行中でございます。

組織はトップ以上の器にならないと言われるように
長い目で見た時に、組織が拡大できまように、
今は自分の器を広げてまいります。

最後までお付き合いして頂き
ありがとうございます。

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ではまた。

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