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【鉄日】23/10/23. (改)デス・シャドウ号・全塗装。


The Death Shadow

去年10月に購入した愛車 SUBARU"サンバートラックtt2"
一年経って、ようやく全塗装に漕ぎ着けた。

なんて千鳥足なんだ、いや違う、なんて鈍足なんだ、豚足なら食べたいが。
誰に言い訳するでもないが、割と遊び心がないと始められないもんですよ。
それに日常ギリギリラインで生活してる僕にしてみれば、清水の舞台から飛び降りるような面持ち。
今回仕事を辞めて時間もあるし、始めてしまえば終えるまで止められないのだから、やっちゃうのであります。

塗料は、TAKARA TPRYOにて購入。https://brush-carpaint.com/
グレイッシュダークグリーン_2kg
マットブラック_1kg
刷毛塗り全塗装用 刷毛・ローラーセット(個別に買うのが面倒だったので)
約2万5千円くらい。

さてやるべきコトは明朗(タカラさんのHow Toブックレットも親切)
余計な部位を取り外し、しかしこれが割と難解でね、車の構造知らないと外したら元に戻らないんじゃないかとか、
それで荷台アオリ部分は塗るのを個別にし、小さな部品(バックミラー)とかは外し、後は養生で覆った。
足付け(塗料が定着しやすくするため)サンドペーパーで表面を荒らす作業、
脱脂(ウエスシンナー)で埃などを拭き取る作業、
だいたいここでで1日半は費やす。
後ろの荷台部分は黒、前とアオリは緑と塗り分けるので、まずは後ろから始める。
そこでだいたいのコツを掴み、一気にやっつけた。
アオリの下部がサビで朽ちていたりしたが、そこはもう錆止めスプレーを吹きまくり誤魔化す。
丁度、週の半ばから雨だったので、それまでに塗り忘れとか外した部位を装着。
塗る作業は1日(2,3回の重ね塗り)なので、およそ3日で完成。

お分かりの通り、大雑把です。
もうそれは自分で分かり過ぎるくらい分かっている。
それに変なところで性急なので仕事が粗い、せっかちなのは仕方ないとしても、もう少し心に余裕を、
と自身に言い聞かせてはみるが、無我夢中になるとそれを忘れ先を急ごうとしてしまいます。
それでいてあまり関係ない箇所をこだわってしまうのだから、困ったもんだ。
塗り忘れた裏側とか、そこは外から見えないのに塗らないと気が済まないというのはどうしたもんか。
いい加減なくせに神経質、どうしたって矛盾してるなァ、と。

勝山461号ブラキオサウルス

何かを為すコトは修行ですね。
それが何であれ、始まりがあり行程がありそうして終わりを迎える。
その終わりも、誰かが決めるのではなく、その当人が終わりと思えばそこで途絶え、つづくと言えば果てどもない。

永遠に未完成、これ、完成なり。by.宮沢賢治

さてさて次は何処へと向かいましょうか。
仕事がないってコトは仕事を拵えていかなきゃならないので、それを探すコトがまた一仕事。
ループでしょ?

"アルカディア(Arcadia)号" 改めまして、
デス・シャドウ(Death Shadow)号
としました。原点回帰!
零士ファンならピンときますよね。

俺の旗のもとに俺は自由に生きる  by.キャプテンハーロック
後日クルマの後部に、ステンシルでオレの旗を刻みました。