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【鉄面皮日記】23/03/16.Go!Go!!解雇カウントダウン!!!

とうとう出勤日一週間を切りました。
来週いっぱいでこの職場ともオサラバです。
そうなってくると俄然やる気もでてくる、わけもなくいつもの調子です。
それでもひとつひとつのコトに注視し、そうかこれでもう二度とここには来るまい、とほくそ笑む。
今日は隣町巡回コース、午前に老後施設をやっつけ、午後は個人宅、ドラッグストア、事務所に銀行、市役所、
僕は要領がいいので、いずれも一時間ちょっとで片付けてしまうので、後は時間を潰すのです。
一緒に回ってる障害者TKくんも満足に違いない。
いや分からない、もう自分の事しか見えていないようなので他者には無関心のように思われる。
気を読むなんてことはしない、ひたすら自身の感情を発するのみである。
それで僕もあまり深追いしない質なので、自由にさせ(本来は見張り役)本人はコンビニでの立ち読みを満喫してる。
せめて最後にはいつも声掛けしてる「お疲れ様」を返して欲しい気もするが、まぁ難しいだろう。

仕事てやつは、例えば出来過ぎてしまうと超過する量を押し付けられてしまい、それもこなしてしまえば、さらに過剰な仕事量を要求され、あたかも簡単にやっつけてしまってるかのような印象を与えてしまうと、自分が苦しみ過酷な労働を強いられてしまうものである。
だから自身で適当に調節し、あたかも全力を出し切ったような顔で帰らなければならない。
これが自営業であればそれこそしっぺ返しを喰らうので甘えたことを抜かしてられないが、雇われ労働者は企業に潰されないための自衛手段としよう。
いや僕にも熱くたぎる血はどこかにありその情熱に応えるべく用意はあるが、残念ながら火力が弱ければそれなりで沸点を迎えることなく終え、ぬるま湯のまま退去するのだ。
さぞ不味かろうそのぬるま湯で3分、そんなカップ麺は。
はっきり言えば僕は責任感が強い方なので、敢えてその責任を回避したいがために無責任を装う。
賃金に見合った仕事はこなす積もりだが、それ以上の重圧で自分の時間を壊されたくはない。
しかしその賃金に見合った仕事という線引きを、誰が計測するのであろうか?
雇い主、顧客、労働者、平均値、どの側にも言い分はあるものだ。

まだ数日あるので総括する積もりはないが、いい経験をさせていただいた。
これまで実に様々な仕事をやっつけてるが、抜きん出ていろいろと考えさせられた体験だった。
これでお金貰えるんだったら、まぁいいか、というスタンスの僕である。
仕事はひとつのトリップ、グッドトリップでもバッドトリップでも、二度と経験出来ないようなステージである。
喉元過ぎればなんとやら、冷たかったんだか熱かったんだかよ〜わからへん。

して酒呑んで眠って夢でも見ちゃえば、あっけらかんと次の朝またタイムカードを押す。
その繰り返しがループして、一体全体どこが始まりで終わりなのか、あの時の感情はご破産願いましては、重なり重なり遂には上塗りが祟り、何色だったかを忘却してしまう。
給料日にリセットボタン、金が入ったからまた呑みに出掛け、また忘れる。
これじゃね、熟考しないまま継続していくばかりで、果てはない。
よし、あと6回行ったらオサラバだ!
果たしてこれが結びであるのか、はたまたまたまたたまたまであるのか、そういった難問はさて置き、Go!Go!!解雇カウントダウン!!!


KMくん送迎中