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【映画観覧記】

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映画の感想を、お絵描き付きで発表してみる試み。映画は一日に一本は観る。 多い日には3本とかいってしまう。 これは酒の肴のようなもので、夜長の楽しみのひとつ。
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2022年4月の記事一覧

【映画観覧記】『マトリックス レザレクションズ』(2021)

『マトリックス レザレクションズ(The Matrix Resurrections)』(2021) 監督:ラナ・ウォシャウスキー 出演:キアヌ・リーブス、キャリー=アン・モス、ジェシカ・ヘンウィック 是非とも映画館で観たかったのだけど金欠で行けず、それに上映期間も短かった。 それで有料配信でやっと観るコトができました。 初作「Matrix」1999年、つづく「Reloaded」「Revolutions」2003年、 22年が経過している。 僕はあの頃30歳前半、あまりの衝

『交渉人(The Negotiator)』(1998)

『交渉人(The Negotiator)』(1998) 監督: F・ゲイリー・グレイ 出演: サミュエル・L・ジャクソン、ケビン・スペイシー、デヴィッド・モース この感じ、とても懐かしい感じ、少し暗めの画面がいい。 できたらブラウン管テレビ画面で観られたら、もっと感じいいかも知れない。 それくらいアナログで、たかだか20数年前の映画だというのに哀愁を帯びていた。 (もちろん良い意味です) シカゴ警察東分署の刑事で交渉人、いわゆる犯人を説得して投降させる役を演じるは、我ら

【映画観覧記】『フェイク・クライム(Henry's Crime)』(2011)

『フェイク・クライム(Henry's Crime)』(2011) 監督: マルコム・ヴェンヴィル 出演: キアヌ・リーブス、ヴェラ・ファーミガ、ジェームズ・カーン 80年代か、ていうくらい何か懐かしさを伴う作品。 主人公のキアヌさん、そのすっとぼけた演技は「マトリックス」や「ジョン・ウィック」ではなかなか出てこない引き出し。 もたもた生きてるから、あれよこれよといううちにドツボにハマっていく。 あまりにも可哀想なので笑っちゃうしかないわけで、 流される人生は苦痛を伴い、沸点

『MINAMATA-ミナマタ-』(2020)

映画館で観る。 映画館のスタンプが満了したので、久し振りに福井駅方面へと向かい、まずはサイゼで下拵え。 開発ですぐそこまで破壊が迫る駅前、サイゼ2階、この下の古本屋はすでに撤退済みだ。 ワインのデキャンタ200円というのは魅惑的、1割もってかれる消費税に苦虫噛みつつも、映画前ここでの酩酊は定番。 コロナ騒ぎがどうこうというよりも、自身の余裕なき金銭苦が腹立たしいが、せめてこういった映画へ来られるくらいの稼ぎは確保したい。 スタンプ満了で無料でいざ館内へ、客入はたぶん片手、

『グッバイ、リチャード!』(2018)

『グッバイ、リチャード!』(2018) The Professor、別題:Richard Says Goodbye 監督: ウェイン・ロバーツ 出演者: ジョニー・デップ、ローズマリー・デウィット、オデッサ・ヤング、ダニー・ヒューストン こうゆうジョニー・デップ、好きです。 難しく考えるコトない、誰もが迎える死が突然やってきたというお話。 末期がんと診断された大学教授、どうするかと思えば治療も受けずに、死期まで七転八倒する。 デップお得意のとぼけた演技が、まぁ悲壮感を煙に巻