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人間は所詮人間だから。
新宿によく行くようになって、人の見え方が変わった。
陽キャ集団と疲れた社会人がうじゃうじゃいる、
私とは縁のない世界に住む人たちがいる異世界だと思っていた。
正直、場所にも人にも好感は持てなかった。
でもなんだろうね、
すれ違う回数を重ねるうちに、
あれ、この人たち案外自分と変わらないんじゃないの
って思うようになって、
今まで見てたのって本当に表面、しかも一瞬だけのもの、なんだなって気づいた。
きっとまた違う人から見たら、私も他の若者も同じ、新宿でたむろってる若いやつらに見えているんだろう。
他人に対する偏見は、誰しも少なからず持っていて、
大事なのは、それに気づけているかってことなんだと思う。
本当にあの人は、
私と全く違うだろうか。
違う性格で、
違う価値観で、
共感なんて全くできないのだろうか。
そんなことはないんじゃないか。
きっと同じもので笑えて、
同じもので泣けるんじゃないだろうか。
そう思って街を歩いたり、ニュースを見たりする方が、
私はずっとわくわくする。
性善説すぎる?笑
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