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自分を信じたい

思ったことを伝えたくて
自分にも聴かせたくて
言葉を探して
でも見つかったときには“今”は過ぎてて
感じた瞬間と言葉が見つかった瞬間が離れているほど
嘘に聞こえて
自分が大袈裟な人間に思えて

ふと誰かのまっすぐな感情に触れたときに
涙が溢れて初めて
自分の気持ちに気づく
私が嘘つきじゃないたった一つの証拠は涙だった
私が私を信じられる理由は涙しかなかった

信念だって力強く語れない
これも嘘なんじゃないかっていつも不安で
自分が信じてないのにみんなが信じてくれるのが怖くて

いつからこんなに自分の気持ちを疑うようになってしまっていたのか

もっと小さな気持ちでも信じたい
小さな笑いも本物だって信じたい

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