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三つ子の承認欲求百まで、という話。
先日、私は親戚の3歳児・Aちゃんと遊んでいた。
Aちゃんとは久々に会ったのだが、言葉をたくさん覚えていて行動範囲もぐっと広がり、いろいろなことに好奇心を持つようになっていた。
そしてお絵描きをしては私に「見てー!」と自慢げに見せてきて、積み木をしては「見てーー!!」と誇らしげに見せ、YouTubeで動画を観ながら踊っては「見てーーーッ!!!」と楽しげに呼んでくる。
ふと私は、インターネット社会そっくりではないか、と感じた。
多くのクリエイターたちが小説を書いたりイラストを描いたりしては「見てー!」とばかりにSNSや個人ブログを通じて発信している。
創作だけでなく、料理を作ったり、歌やダンスを披露したり、日常のワンシーンをYouTubeやInstagram、TikTokといったWebサービス上に「見てーーーッ!!!」と流している。
ありきたりかもしれないが、マズローの欲求5段階説にもとづいて考えてみる(最近では6段階?)。
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