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蛍石。地球の欠片を磨いて遊ぶ。

今日は友人と蛍石を磨きました。


初めはこんな感じ。

お水に濡らしてゴシゴシ擦ります。




紙やすりを順番に使いました。





題名『潮騒』

打ち寄せる波は地球の鼓動であり、孤が織り成すあまたの命は伴い躍動する。海は生なる母胎。美しさと恐れは等しく存在し、混沌としすでに極まる


……おっほん!こちら、分かる人にしか分からない貴重な絵画でございます。巨匠の。時価ウン百万円也。

……ほほう。時価ウン百万円。私には分かりますとも。私ぐらいのものでしょうな。本物の価値が分かる人間は。いやはや奥深い、漲る生命の力強さを感じます。




じゃん!巨匠の絵画はうそです。
……分かる人にしか分からないってなに。そんなの自分にだけは分かるような気もするし、気がするだけでだいたい分かんないよヽ(`Д´)ノ

石を磨いた後の紙やすりでした。
Don't think! Feel.綺麗。




こちらもまたかわいい模様が付きました。

一枚のタオルの両端に、友人と私の、石を磨いた後の模様が付きました。青くて素敵。
楽しい思い出の愛しいタオルになったから、洗濯で落ちないといいなあ。




そして休憩おやつタイム!
あんこ+雪見大福+チーズのホットサンドを作りました。

うふふ。盛大にしっぱいしました。
サンドって何だっけ(*ノ∀`)ノ゙)) 
千切れた耳が切なくてかわいい。
理想と現実が違いすぎてお腹が痛くなるほど笑いました。
味は美味しいので、この画像で言うのもなんですが、
お勧めです。





そして、あとはもうひと磨きして仕上げです。

兄弟蛍石をお水で洗いました。ちゃぽん。




できました。お風呂上がりです。
写真ではうまく撮れなかったけど、ピカピカの艶々で、さわるとトゥルントゥルンです。




メモ。
・蛍石(ほたるいし・フローライト)は、天空の城ラピュタの、正八面体の巨大飛行石のモデルになった石。
・紫外線や熱で発光する性質を持つ。
・地下のマグマが徐々に冷えて、結晶のかたまりになる最終段階で形成されたり、金属鉱床や石灰岩中の熱水脈に石英や方解石と一緒に産出する。
・微量金属の混入により様々な色を持つ。
・劈開(へきかい)という、特定方向に割れやすい性質を持ち、正八面体に割れやすい。……割ると自然と八面体になるなんてすごい!
・石の持つ意味は集中・自由・思考・芸術・希望。




どアップの写真失礼致します。見て!

光に透かすと、見る面や角度により、幾通りもの繊細な色合いが楽しめます。オーロラや万華鏡みたい。小さな結晶の中に、ずうっと魅入ってしまいます。


私のは、一番寒い冬の夜を閉じ込めた八面体。
友人の蛍石は、淡いブルーグリーンの中になんと虹が出ていました。


地下のマグマから夜と虹が生まれるなんて不思議です。
夜が今、私の手の中に。
虹は今、友人の鞄の中に。

石は、人間には感じることができない膨大なことを感じてきたんだなあ。構造を変化させながら悠久の時を経て生きている綺麗な地球の欠片。
今ここに来てくれて、触れさせてくれて、ありがとう。







友人が撮ってくれた写真たち。すごいいつの間にこんな綺麗な写真撮ってくれていたんだなあ(*´ ˘ `*)と思いました。みんな宝物。









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