心理学から学ぶ “希少性の原理”
みなさんは希少性の原理というものを聞いたことがあるでしょうか?
希少性の原理とは…世の中に存在する資源、財、サービスなどが、すべての人々の欲望を満たせるように十分に供給されているものではなく、相対的に希少な状態であるとする考え方です。
つまり、「限定」ということです。
私もですが『限定』と聞くとそこまでほしいものじゃなかったとしても「とりあえず買っておこうかな?」という心理が働きやすくなります。
また、ビジネスの場においては営業マンの言う「ここだけの話ですよ」にやられた経験はないでしょうか?
「私にだけこんなお得を話してくれたを話してくれた!」と喜ぶ方が多いのではないでしょうか?
今回は恋愛の場においての【希少性の原理】についてお話ししていきたいと思います。
■希少性の価値
手にいれにくいものほど欲しくなる”という心理は、どんな人間にも根本的に備わっている本能です。
子供でおれば大好きなキャラクターのレアカード、男性であれば限定の靴やフィギュア、女性であれば限定コラボ商品など老若男女関係なくこの心理はあるものです。
恋愛においては“追えば逃げる”、“引くと追ってくる”といった法則に例えると分かりやすいかもしれません。
毎日のようにラインをし、
「会いたい」
「大好き」
「愛してる」
とこちらからアピールしていると
「いつでも会える」
「もう手に入っている」
と感じ、相手は努力しなくなる、ひどい場合にはあなたへの興味すら失ってしまいます。
いわゆる釣った魚にはエサをやらないタイプもこの一種ですね
しかしそれを突然1週間、2週間と音沙汰なしにしてみるとどうなるでしょうか?
「あれほど俺にアピールしてきてたのに急になんだ?」
「他に男でもできたか?」
と大抵の場合、相手の方からなにかしらの連絡があるものです。
ついこの前まであれほど雑に扱われていたにも関わらずです。
これはあなたからの『好意』の希少性が増したから起きた心理効果です。
よく浮気をした男性が「毎日大好物を食べていたら飽きてしまうだろ」なんて言い訳をすることがありますが、これはあくまでもこの『大好物』がいつでも手に入るからこそでてくる“慢心”なわけです。
これまで健気に尽くしてきたあなたから突然連絡が途絶えたらどうなるでしょうか?
ある日突然『大好物』を失くしてしまったかもしれない彼はひどく慌て焦りあなたに対する扱いをとても後悔をするかもしれません。
これは【希少性の原理】が働き、あなたの希少性つまり“価値”が急上昇したことを意味します(モノに例えるような言い方になり申し訳ありません)。
このように男性の大多数は『この子が俺以外ににいくわけがない』となぜか自信を持っていることがあります。
女性はそんな男性を掌の上でコロコロと転がしてやればいいのです。
もちろん十人十色全員に当てはまるわけではありませんが、これからの新生活 彼が若い新人の女の子にデレデレしてばかりで腹が立ったら是非試してみてはいかがでしょうか?
きっと面白いリアクションが見られると思いますよ!
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