弱さの受容(自己受容)②

今回は随分前に書いたこちらの記事の続きになります↓

今年最後に自分が気がついた事をまとめたいと思います。
弱さを受容する事が大切であるというのは以前書いた通りですが、今回はもっと内容を掘り下げて書いてみたいと思います。

今年に入って様々な経験を積む事で自分の弱さを認識した上である程度前を向いて生きられるようになったのかなと感じています。
もちろん、辛い事があれば後ろ向きな気持ちになる時もある、落ち込む時もある。
逃げ出したい、全てを投げ出したい、そんな気持ちになる事もたくさんありました。
今振り返るだけでも涙が出るような経験もありました。

しかし今思い返してみるとその経験は全て自分の糧になっていると感じられます。
今までは辛いという気持ちに押し潰されてただの辛い経験でしかなかったような事に学びを感じ取れるようになってきたように思います。
辛い事から得る学びの価値に気づいたのです。
しかし何故そこに気づく事ができたのか。
それはきっと僕が自身の弱さを受容する事ができるようになったからだと思います。

弱さというものを以前はとてもネガティブに捉えていました。
持病である潰瘍性大腸炎の事もそうです。
自分の弱さを負い目に感じてしまう感覚が非常に強かったのです。
弱さは必ずしも克服できるものではありません。
一生付き纏う場合もあります。
そんな時に必要になるのが弱さの受容です。

僕が最近気づいた1番大きな発見は弱さを負い目に感じて隠そうとするとそれが弱点になるという事です。
弱さを隠そうとして自分を守ろう守ろうと思うと人は神経過敏になり、守る以外のエネルギーが残らなくなってしまいます。
弱さは隠そうとすればむしろ目立ってしまうものなのではないでしょうか。

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