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昨夜は自宅生配信をやってみました。



急な告知だったにも関わらず沢山の方が見に来てくださりありがとうございました!
コメントも色々いただけて、リクエストも溜まったので次回にまたできる曲をどんどんやってみたいと思います。ありがとうございます。


▼アーカイブはメンバーシップ限定動画として残させていただいています。




そして今夜は「はるらんまんコンサート」ということで、浅草橋のスペインバルLa Barricaさんにてライブです。



配信もございますので是非皆様ご覧ください!


▼配信ご視聴のお申込み


▼よろしければ告知動画もご覧ください!






さて、このブログで書くべきテーマや質問を募集している中でいただいた件についてまた書いてみたいと思います。


▼『質問・テーマ 募集中!』




・作曲についてのこだわり、調の決め方、アドリブへのこだわりなどあったら教えてください。


とのことでした。


けっこう大きなテーマなのですが、今日は時間的に部分的なお話として調の決め方にまつわることだけ書いてみたいと思います。他の部分はまた後日書きます。



本日のコンサートでも演奏する予定の僕の「うろこ雲の夕焼け」という曲があるのですが、この曲の調(キー)は元々はホ短調・Emです。


ではなぜこれがEmだったのかというと、作った時の記憶がないのではっきりわからないのですがなんとなくだと思います。


これはあくまでも僕の場合ですが、作り始めてから途中でキーを変更する場合もあります。

というのも、この曲はオカリナのアンサンブルのために元々書き進めていたのですが、オカリナには限られた音域があって、そこにうまくあてはまるように作る必要があります。


なのでまだ曲ができていない段階だと、メロディや伴奏を組み立てていくうちにやっぱりもっと高い音までいきたい、みたいな予想外の展開が出てきたりするのでそこでまた合わせていくんですね。


楽器だとこのように調によっての違いもあるけど、「どの音域をどのタイミングで使うか」というのを僕はけっこう重要視しているので、それによってキーが決まることが多いです。


簡単な所で言うと、曲の一番の盛り上がりの部分が一番盛り上がったように演奏できるキーはどれだろう、とか。


そうなると、例えばEmの曲なら半音下のE♭mでも、半音上のFmでも似たような感じなんじゃない?ということになるんですが、ここで指遣いや音程の癖の部分がすごく影響してきます。


指遣いが簡単か難しいかっていうのは演奏上の都合だけじゃなくてサウンドにも影響してくるんですね。


なのであえて難しい調を選ぶ場合もありますが、素朴に演奏したいこの曲はEmがいいね、となります。



これもすごく人によるので僕の場合ですが、調性そのものに対する執着はそこまで強くなくて、ジャンルにもよりますが少なくとも自分の曲はキーが違っていても全然良いと思うし、下手したら気づかないかもしれません。


絶対音感もないので、自分の曲がいつもと違うキーでどこかから流れてきてもそのまま受け入れられちゃうんですよね。



でも楽器に対してどんな音域を使わせるかという部分に関してはこだわります。



そんなわけで、今夜演奏する「うろこ雲の夕焼け」はBmです。


この曲はシャンソン歌手の美海ゆみ子さんが素敵な歌詞を付けてくださって、詞ありの歌にもなっているので、今日のライブではみのりちゃんが初めてこれを歌ってくれます。


こうなると歌手の方の声が一番いきるキーは何だろうということになるので、それが今日の場合はBmなんですね。


美海さんが歌ったときは確かDmになったし、ソプラノ歌手の方が歌ってくれた時はF#mだったしという感じで、「Em」に対するこだわりは全くなくて、コロコロ変わってます。




さっきもちょっと書いたけどジャンルによってもここの感覚はけっこう変わるかもしれないですね。
クラシックでも僕が今書いたような考え方で何十分もあるような協奏曲を原曲とは違うキーにアレンジして演奏されることもありますが、それに対する反対意見を持つ方も沢山いるでしょう。


僕の場合トランペットもオカリナも、アレンジという行為を挟まないとかなり身動きがとれない楽器なのでその辺りの感覚は柔軟にならざるを得ない人種かもしれません。




引き続きなにかこのブログでのテーマやご質問があれば各コメント欄で教えてください!







▼トランペット&オカリナ奏者 茨木智博 詳細プロフィール
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