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12.涼風(茨木智博) 12/22リサイタルのプログラムについて

12/22 茨木智博オカリナ&トランペットリサイタルのプログラムノートを先出しで書いていくシリーズ、今回が最終回です。

 
 
もしざっくりでも読んでくださった方がいらっしゃいましたらありがとうございます。
全12曲のプログラムノートはこちらにまとまっています。文字と声のブログ両方でお話していきました。(声のブログバージョンは各記事にリンクがあります)
 
▼アメブロ版

 
▼note版

 
 
これを読んだ状態で当日の演奏を聞いていただくのも良いし、コンサート後に改めて振り返って読んでいただくのも良いし、後に何らかの形で動画にもなる曲があると思いますのでその時にも参考にしていただければ嬉しいです。
 
 
というわけで12曲目、後半プログラム最後の曲についてですね。
 
 
▼今回も声のブログでも配信しています。

 
 
 
 
最後の曲ってすごく大事だと思うんですよね。
 
いつもコンサートのプログラムを決めるときに一番最初に決まるのが最後の曲、又は最初の曲、またはアンコールの曲です。
 
 
その日のコンサートで何をやりたかったかが一番凝縮されているのが最後の曲になっている場合が多いのかなと思います。
所謂メインディッシュなので。ステーキコースを頼んだ時に、サラダやスープが出た後最後に出てくるステーキご本人です。
 
 
一方今回ここで演奏する「涼風」という曲は、自分のオリジナル曲の中でもかなり古い方のもので、でも沢山の方に良い曲といってもらえるので調子に乗ってずっと演奏している曲です。
 
 
やはり何百回と演奏してきました。
 
 
でも「涼風」をプログラムの最後に演奏したことって多分ないんですよね…
 
 
涼風さんも多分びっくりしてると思います。自分で大丈夫かなって。
 
 
いつもサラダとかお口直しくらいの立ち位置で振舞われていたのに、今回急にステーキ役を任されるわけです。
 
 
とはいえ、今回のコンセプトがあってゲスト出演者が出そろってプログラムを改めて考えた時に今回はこうするべきだなとなりました。
 
 
涼風という曲がどうやってできたのかは長くなるので↑の声のブログの方で話しています。もし興味を持っていただける方がいればそちらでお聞きください。
 
 
そうやって生まれた涼風という曲はもちろん茨木自身の変化・成長によっても変わってきているけど、様々な共演者の皆様によってどんどんその姿を変えていったんですね。
 
 
最初は自分の中にある程度決まった「涼風」があったかもしれないけど、良い意味でそれが壊されて行って、その時その瞬間に生まれる涼風の面白さを味わうようになりました。
 
 
 
今回は11曲目に引き続きProject QuOの5人で演奏しますが、Project QuOのレパートリーとしても定着していただいていて、やはり他の編成とは一味違う演奏にもなっています。
 
 
当日はまたどのような涼風が生まれるのか、生まれたのか、皆様と一緒に共有できればと思います。
 
 
 
▼12/22(木)茨木智博オカリナ&トランペットリサイタルのご予約はこちらから



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