譜面台のマネージメント
まずはお知らせですが、来月12月18日土曜日はProject QuOのライブです!
クオとしては珍しくお昼のライブ。12時にお店がオープンして12:40~15:00のライブです。
このチャンスに是非昼間なら出かけやすいかもという方もご検討ください。
Project QuO(プロジェクトクオ)とは、ケーナとオカリナという二つの笛、そしてピアノ、パーカッション、ベースという5人編成のバンドです。
売れっ子作曲家の森悠也が手掛けるオリジナル曲やケーナのTopoさん、茨木の曲なども含めて楽しく演奏しています。
だんだんと曲を覚えてくれたり、やっぱり生で聴きたいサウンドと言ってきてくださるお客様も増えてきています。
是非目の前でのライブを体感してみてください!
Project QuOの動画↓
▼【竹と土が織りなす風の歌】Project QuO 『穴の空いた満月』 "Blue Moon"
https://youtu.be/46byel3lMtU
▼ケーナとオカリナが鳴り響く"Project QuO"の世界【Live Digest】
https://youtu.be/mYZjxk1dWtc
さて、昨日はレストランでのとある依頼演奏でした。
メンバーは茨木、ピアノの森悠也くん、オカリナ山本奈央さん、ヴァイオリン織田紗央里さん。
先日「THE DUO」という企画にもゲストで登場してもらったさおりさん。面白い生き方をしてるよねって感じで色々と話を聞かせてもらって、一緒に演奏をしました。
▼ヴァイオリン×オカリナ Voyage -船出- / 『-THE DUO- #8』 ゲスト:織田紗央里【チラ見せ&予告編】
https://youtu.be/cm_k9vi4HOA
そんなさおりさんをゲストとして、ジャズな雰囲気の曲も沢山楽しんでいただきました。
終演後には我々にも豪華なお食事が…
満腹で帰路につきました。
楽しい会になったとは思いますが個人的には反省も色々。
ありがたいことにまた同じ場所で演奏させていただけるチャンスがあるので昨日から次回の対処法を考えています。
反省点はとにかく色々あるのですが、細かいミスが沢山あるので一つ一つそれを潰していかないといけません。
そんな中で誰でも当てはまる可能性のあるもので言うと、譜面台の使い方とか。
人にもよると思うのですが、練習と本番ではやはり環境が違うので、練習環境で譜面を見ることに慣れていると本番で「思ったよりも光が当たって譜面が見にくい」とか「譜面台の高さ、角度が違って楽器を構えると見えにくい。それによって構え方が変になる」「マイクスタンドが邪魔で見えない」等々の事故が起きます。
なのでレッスンでも本番が近づくと本番の舞台を意識して譜面を見ることを教えたりもしています。もちろん普段から癖のない見方ができるかも大事で、本番で急にかっこつけて譜面台を遠ざけたりするとうまく行かない場合が多いです。僕がよくやるやつ。
全然気にならない人もいると思うんですけどね。僕は普段の生活ではまったく神経質ではないと思うのですが、演奏中、特にトランペット類を吹いている時はこういうちょっとの環境の違いがめちゃくちゃ気になっちゃいます。
で、対処法ですがけっこう楽なのが「譜面台を使わない」というパターン。
つまり覚えている状態になるのですが、覚えるくらい練習している時点でかなり環境の変化に耐性ができるくらい自信もつきます。
仮に譜面台は使うとしても、見えなくても演奏できれば心配ごとはかなり軽減されます。
結局練習に勝る対処法はないのかもしれません。
演奏の内容によっては流石にそうもいかない、というケースも多々あります。
ちゃんと譜面台を置く場合の対処法としては、やはり事前に本番の環境をイメージして譜面台の位置や高さを計画しておくこと。
昨日の演奏でうまく行かなかった言い訳としては自由に使える空間がかなり限られていたんですね。なので自分が見やすい、構えやすい形での譜面台の置き方が定まらないままに本番に突入してしまったというのがあります。
楽器の持ち替えがあったり、人の入れ替えがあったり、マイクが立ってたりするとこの辺りがけっこう煩雑になることもあるんですね。
でもだいたいの本番では自由に空間を使えるので、堂々と自分の演奏しやすいポジションを確保するようにしましょう。
いきなり人前に出ていって演奏を始めないといけないので、ついそこを適当に済ませて早く演奏を始めなきゃ、みたいな感じになってしまうケースが多いです。
聴いている人からしたら思ったよりも一瞬の出来事なのですが、舞台に立っている人間からするとすごく長く感じちゃったりするんですよね。
でもそこは落ち着いて、最良の環境を整えて自分の力が発揮できるようにしたい所です。
心配事を一つでも減らして、最高のパフォーマンスをお客様に届けるのが大事ですからね。お客様もきっとそれが見たいはず。そのためになら譜面台の高さを調整しているくらいの時間は待てます。
すごいちょっとしたことですが管楽器奏者、弦楽器奏者にとっては意外と大事なポイントの一つだと思います!
トランペットって構えると自分の楽器が目の前の譜面を隠しちゃうんですよ。実はこれがけっこう難しくて、中高生とかだと譜面台をまっすぐ置くように指示された結果トランペットを斜めに構える癖がついちゃったり、みたいなのがあります。
色々なトランペット奏者がどうやって譜面を見ているかも観察していますが、いくつかのパターンがあってなるほどとは思うのですが、自分がやりやすい形がまだ実は定まっていません。
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