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熱中できる幸せ

茨城大学人文社会科学部現代社会学科2年の大河原佑斗です。今までのサッカー人生の中でブログを書くのは初めてで何を書こうか色々と考えましたが、今回は自分の今までのサッカー人生を振り返りつつサッカーに対する率直な気持ちを記すことにしました。普段は口にできないことも頑張って書こうと思うので、最後まで読んでいただけると幸いです。


まず僕が大学でサッカーを続ける理由は、“楽しく真面目に厳しく”サッカーをしている時が自分にとって何よりも幸せだからです。まず“楽しく”という部分は説明不要だと思うので省きます。次に、“真面目に”とはふざけたり仲間とただワイワイしながらサッカーをするのではなく、一つ一つのプレーにこだわって技術を向上させるためにサッカーをすること。最後に、“厳しく”とは自他共に高いレベルを追求し合いながらサッカーをすることです。だからこそ、この三拍子が揃っている環境の中でサッカーができる体育会サッカー部に入部しました。


僕がその三拍子が揃った環境でサッカーをすることに幸せを感じるのは、自分が「本気になれる」からです。
僕は昔から、日常生活において自分の思いや考えをとても親しい友人以外の相手に伝えるのが苦手でした。これを言ったら嫌われてもう優しく接してくれないんじゃないか、とか自分さえ我慢すれば誰にも迷惑をかけずに済む、とかばっかり考えてしまうのでつい八方美人になってしまい自分をうまく表に出せないことがよくありました。今でも、八方美人なところとかはまだ完全には抜け出せていないなと思っています。


そんな自分だけど、唯一、本気でサッカーをしている時は自分の考えや言いたい事を他人に伝えられることが多いです。特に「自分が一番走って攻守の要になる!」と強い覚悟を持ってプレーできているときは、味方の選手にも厳しく要求できるしそれで言い合いになったとしても、そこから新たなアイデアが生まれたりお互いの考えをすり合わせることで修正することができる。つまり連携の部分でうまくいかなかった際に忖度することなく相手に自分の考えをぶつけ改善点を見つけていくという、本来の自分であれば避けてしまうような場面でもしっかりと自分と相手の両方に向き合えるのです。それは、自分が個としてもチームとしても絶対に負けたくないという強い気持ちを持てていて、また自分に対して本気になれているからだと思います。自分や相手と向き合えることも、自分に本気になれることもめちゃくちゃ幸せなことだし、そんな機会を与えてくれている茨大サッカー部にはいつも感謝しています。

ちなみに、中学時代には所属していたクラブチームの仲間やコーチらとうまく馴染めず中2の夏ごろ退団し、その後はサッカー自体もうやりたくないと思っていた時期もありました。当時は、文句を言われないかとか周りばっか気にしてサッカーをしていたから全く楽しくもなく自他やサッカーに対して本気になれていませんでした。そんなときもあったからこそ、今では特に“楽しく真面目に厳しく”をサッカーをするうえでの自分のモットーにしています。


ここまで自分のサッカーに対する思いを書き連ねてきましたが、現在、左膝前十字靭帯断裂・半月板損傷という大きな怪我と向き合うこととなり、長い長いリハビリの日々がこれから待っています。今まで一度も怪我という怪我をしてこなかったためプライド的にやられていた時期もありましたが、この経験が将来自分の糧となることを信じて、一つ一つ頑張っていこうと思います。

もちろん、復帰後は全力でレギュラーを掴みに行くつもりですし、サブ要因などに甘んじるつもりは一切ありません。またこの期間チームのために何ができるのかをしっかり考え、還元できることは最大限還元できればいいなと思っています。

また怪我をしてから、家族親族や友人をはじめとし、部員の皆さんには気遣ってもらったりたくさんの温かい声やメッセージをいただきました。それが励みになり、これまで手術やリハビリなど頑張ってこれたなと感じています。本当に感謝しています。ありがとうございます。


小中高大とそれぞれで自分と関わってくださった方々に日々感謝の気持ちを忘れずに、もっともっと成長していけるよう頑張ろうと思います。


拙い文章でしたが最後まで読んでくださりありがとうございました。
このパンデミックが終わりまたみんなで思いっきりサッカーができる日が来ることを願っています!

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