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支える立場として

茨城大学教育学部家庭選修2年の谷貝奈津美です。私は2年生の4月にマネージャーとして入部しました。ここでは、これまでの自分についてとどうして2年生になってサッカー部に入ったのかということについてお話したいと思います。

まず、私は中学と高校まで吹奏楽部に入っていて、どちらでも部長をやっていました。しかし私はお世辞にも楽器が上手いとは言えない部長で、時に部員から厳しい言葉を言われることもありました。自信をなくし、顧問の先生の期待にも応えられず沢山苦しみました。それでも、音楽室の鍵を持って誰よりも早く朝練に行き、努力を続けることで、音楽への姿勢を示し続けました。また、積極的に当時の部員とコミュニケーションをとることで信頼関係を築き、それが結果として成功に繋がりました。

サッカー部とは関係のないお話に聞こえるかもしれませんが、そうでもないと思っています。
私は今、吹奏楽をやめてしまいましたが、サッカー部で活動している時に、サッカーに対して真摯に向き合うプレイヤーの姿を見て、当時の自分の気持ちを思い出すことがあります。「努力をすること」は口では簡単に言えても、継続するのはとても苦しく、難しいことです。それを大学に入っても尚続ける部員の皆さんをとても尊敬しています。それと同時に、大好きなことを続け、色々なものを抱えながらも楽しむ姿は羨ましくも思います。今は、そのような部員の皆さんを支えたいという気持ちでここにいます。

吹奏楽への未練がなくなったタイミングで、部員さんの1人に声をかけて頂きました。正直最初は、サッカーをやっている人に対して、自分と合わないのではないかという不安がありました。しかし見学に行ってみると、実際はサッカーが好きで、真面目に向き合っている人ばかりで、自分の勝手な印象とのギャップに驚きました。私はそのような雰囲気に惹かれ、この人たちと部活がしたいと思い、2年生にして即入部を決めました。はじめはルールも分からず、不安でいっぱいでしたが、周りの方々が優しく教えて下さったり自分で調べたりして、現在は少しずつできることが増えてきたところです。

とは言ってもまだまだまだまだ分からないことだらけで、ガソリン代の計算も間違えたり、迷惑も掛けてしまうようなダメダメなマネージャーですが、同じマネージャーで4年生の大好きな先輩に教えて頂きながら、そしてもう1人の信頼できる同期と力を合わせて、なるべく早くマネージャーとして1人前になれるように頑張ります。部員の皆さんとのコミュニケーションを大切にしつつ、このチームのために支える立場として成長していきたいです。

ここまで読んで下さって本当にありがとうございます。拙い文章ですが、少しでも気持ちが伝われば嬉しいです。


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