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►八月の符号

各詩の解説的な<符号>がどういったものかは以下の記事に綴っている。


今月は、海や水、白などに夏っぽさを感じて選り分けたように思う。
しかしやはりというべきか、からっとした盛夏の陽気などという要素は微塵も含まれていない。もともと夏をテーマに詠んだものは一つもないので当然といえば当然ではあるが⋯⋯。
ただ、詩によっては、普段とは異なる一面があるかもしれない。
いつもは自己批判や自己嫌悪、自己完結に至ることが多い中、無駄だと知りつつも、いくつかは外に向けて抑えがたい感情を発散をしているからだ。

さっそく、今月の詩の端緒を記していきたい。

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