｢好き｣の価値

あなたは恋人に｢好き｣と言いますか？

何気ない日、ふとした瞬間に愛しくなって｢好き｣と言うことはありますか？

僕は恋人にことある度に、｢好き｣と言う人だ。

以前付き合ってた人には
｢そんなに好き好き言ってたら、価値が無くなっちゃうよ｣と言われたくらいだ。

ちなみに最近は｢好きピッピ｣ってよく言う。
特に意味は無い。

付き合っていると、どうしても不安になることがある。この人は果たして自分のことを好きなのか。

だから、僕は好きを感じた時にはそれを伝える。

恋人を不安にさせたくないし、想いは伝えたい。

だけれども、言い過ぎは良くないのかなって思った。

この人は私のことを嫌いにならない、絶対好きだって思わせちゃったから、他の人に気持ちがなびいてしまったのかもしれないと今になって思う。

こっそり隠れて浮気されたこともあれば、堂々とされたこともある。3回目の時にはもう慣れてしまっていて、何となく察した。

恋人が好きと言ってくれなくて、不安です。という悩みをよく聞く。

けれども、その方がいいのかもしれない。

適度に｢好き｣と言ってもらえれば、多分心の平穏は保たれる。

過剰な｢好き｣は慢心を生み、その価値はきっと下がる。

もしかしたら、相手を付け上がらせるだけかもしれない。

でも、僕は｢好き｣を伝えたい。

僕が浮気された話も今度書こうかしら。

なかなかに悲惨なものよ。

それでは。