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さて、これはあるある。
引っ越し作業のどこかでダレて、作業スピードが落ちる時が来る。

そういう時は、「ひみつ基地を作るんだー」のイメージをしていた。
しかし、慣れと疲労でこの作戦では効力がなくなった。

「ここまで来て挫折するのか?自分」
「中途半端で終わると、これからも全部中途半端になりそうだ」
いやなイメージがちらつく。

「まだまだできる」
自分を励ますために、積み上げた経験を思いだす。
一見、引っ越しにはまったく関係ないようなことでもいい。
とにかく、自分が”できている”ことを引き合いに出して
「できる、きっとできる、自分はできる」という気持ちを盛り上げた。

・noteを去年は400記事以上投稿できた
・瞑想は1年以上毎朝継続出来ている
・毎日脳のコンディション整える食事してる

そして、改めて新生活をどうしたいのかを再認識する。

ひみつ基地は何をするために作る?
何をしたいのか?
どんな気持ちを味わいたいのか?

スッキリして、新しい環境で人生楽しみたい!!

そのおかげか、まず
今までごちゃごちゃだった場所に
”一切物がなくなる”
この風景が見たい!!
こういう想いが浮かんできた。

”ひみつ基地”で何をするかを具体的にすることが効いた。

どんな思いでこの場所で時を過ごしてきたか
思い返す時間を味わった。

この場所に入居したきっかけを思い出した。

なぜ、住み続けたのか?
「引っ越しするのがめんどうだったから」
の奥にまったく違う想いがあった。

この回想は必要だった。

今から振り返れば、
段階を踏んで気持ちの整理が必要だったんだと思う。

次に出てきた想いは、
「このアパートは無くなってしまうんだね」
「自分が積み上げてきた思い出も昇華してもらおう」
「成功者は整理好きと言われている」
「自分はこういう環境でもやってこれた」

最後は、今までお世話になったこの場所に感謝の気持ちしか出てこなかった。

持ち続けるか手放すかを保留にした物を見直すと、今度はハッキリ区別できる。
どんな環境で何をするかがよりハッキリしたので、区別しやすくなっている。
区別するのはもはやストレスでも何でもなくなる。


引っ越しする日、
引っ越し業者さんは素晴らしい仕事をしてくれた。

今まで住んでいたスペースには何もない空間にできた。

最後にこの空間でゆっくり今までの時間に感謝できた。
そして、鍵をかける。
鍵を大家さんに返却して終わり。
一区切り。

自分が新しく選んだ場所へ歩き出す。


引っ越しで経験できたこと、とてもとても素晴らしいことだった。
感情や思考は自分にとって財産になった。
これらがあったから、今の生活スペースを作り上げることにも熱心になれたと思う。

住む場所を変えると、環境が変わる。
これをストレスというか、脳に刺激になるというか。

私は、引っ越しは”脳への刺激”として受け取ると決めた。


これで「引っ越し大作戦」は終わりです。
今回の経験もまた一つの財産になりました。
読んで頂きありがとうございます。


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