ワークとライフの綱引き | 500文字のエッセイ
気がついたら数週間先、向かう一月ちょっとぐらいの土日の予定が埋まっていた。予定が埋まっているときに限って、今見ておきたい展示を思い出したり、これをやりたいと熱望したりしてしまう。
つくづく、時間は限りのあるものだなーと実感させられる。仕事においても最近、タイムマネジメントというものをかなり強く意識するようになってきた。
自分が作業に臨むときも、人に依頼をするときも、有限な時間をどう使ってそこに向き合うかを考えていく必要がある。タイムイズマネーだ。
土日の週末だけで色々なやりたいことを実現しようとすると、優先順位をつけなければいけなかったり、より効率的にこなしていくことを求めてしまう。
近年ライフワークバランスというものが叫ばれているそうだが、仕事の負担を減らせばプライベートが充実するなんて、そんな簡単な話ではない。
仕事とプライベートとはシーソーの両極端にあるものではなくて、均衡する綱引きのようなものだ。
両者がビシッと張り合った状態でこそ、はじめてバランスがとれるというようなものだ。
今日の文字数:443文字
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