その年一回目にこだわるという話
何をするにも、どうしようにも、
必ず付いて回ってくる、それは頭の先の跳ね毛に似て。
今年最初の記事に"最初"という概念について書くのは、
何だか少しだけ奇妙な感じがする。
私は昔から……それこそ物心ついた頃から、割とどうでもいいことでも一度気になりだすと頭から離れなくなってしまう。
そう。いつだってそうだ。
年が変わる度、何かをする度、「あぁ、今年初めての○○だ~」なんて心の中で思っていたりする。多分私くらいなものだろうけど。
この文章を書いている段階(1/5時点)で、初めてのご飯、初めての就寝、初めての運転、初めての仕事……この辺はもう当たり前だ。
それ以外だと初めてのデリバリー(週末GrabFoodでBurgerKing頼んじゃった)とか、初めての飲み会は明日だとか。他にも色々ある。
そうやって、今年初めての○○を幾度も重ねていく。
当たり前なものや簡単なものから手当り次第に満たしていって、徐々に難しいものとか珍しいものも達成していって。それはスタンプラリーに似ているかもしれない。
今年はどこまで、どれだけ回れるのかな。
あ、そろそろ髪切りに行こう。
前髪とかもうそのまま降ろすと長いんだわ。
もちろん、今年初めての美容室。